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決定権

プレイの決定権は暁さんにある。

まあ、当たり前ではあるんだけど
私に何をするか
痛みを私に与えるか
快感を与えるか
それはもう暁さんが決めること。

それに翻弄されて転がされて
自分に素直に反応するのが私の役目なのだろうな、と思う。

私のするリクエストは
「会ったら甘えてもいいですか?」
「ぎゅうって、して下さい」
くらいだ。
暁さんの気分次第で
あとは全て決まる。

これ、持ってきてねと言われても
使われなかったこともあるし。
暁さんが、私を見て
今の私にしない方がいいと判断したら
暁さんの中で予定してても取りやめることもあるようだ。

自分の意見を、ここに求められないことにすごく安心する。
暁さんがくれる波に揉まれていればいいのだから。
何も決めずに
何も予想せずに
起きる事象をそのままに受け取れる。
これはとても幸せ。

そして、決定権がないことに全く不満がない。
全てを暁さんの責任の傘の下に入れることはとても嬉しい。
庇護をし守る対象でいられることが。
弱いモノで居られることが。

庇護をされる対象だから
決定権はなくてもいい。
守ってくれる人が決めて欲しい。

そう、感じるから閉じ込めて欲しい。



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もう、独りじゃない

二人で居ても独りだ

よく、感じていたことだ。
誰かといても『少し、孤独』だった。
何年も何年も付き合いのある親友と隣にいても独りだった。
私の心の奥底にある被虐性癖は誰にも話していいものじゃなかった。
SEXの話を友人とする時、私はニコニコと笑って黙って、少し相槌をうち、時折驚いて見せてお茶を濁した。
『彼氏にクンニしてもらいたい』
なんて話と同じ温度で
『ご主人様に踏みつけにされたい』
なんて言えなかった。

しっかりしてて
強くて
泣かなくて
挫けない

飲み会でSキャラ?Mキャラ?
なんて話題が出ると絶対にSキャラ側にジャンルわけされる。
その私が当たり前だと思っている友人たち。
そんなに強くはない、と知ってる親友も誰かに支えてもらいたがってるなんて知らなかった。

張り詰めていた糸がプツリと切れた
もう、独りじゃ耐えられない。
そう、感じて踏み出した私が出会えた人が暁さんだった。

ボロボロに泣き崩れてもただ頭を撫でそばにいてくれるヒトに生きていて始めて出会えた。
好きをどれだけ伝えても喜んでくれるヒトにやっと出会えた。

大袈裟だけど
この人に会うために頑張ってたんだな
ってすんなり思えてしまうほどそんな相手をずっとずっと欲してた。

たくさん、独りになるなと手を伸ばしてくれた。
それを私が気づくまで、飽かずにその存在を示してくれた。
素直に、それをつかめるようになったのを暁さんも感じていたら嬉しい。

もう、独りじゃない。
居場所を示して其処に置いてくれる人がいる。
ヒトと違う形でしか安心できない私に与えられた場所。
そこに喜んで収まろう。


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そこにいる

私が壊れそうだと暁さんは心配する。

壊れそうな心に鎧を被せて
防衛していたものを剥がしたのだ
壊れものに見えて当然だと思う。

そこに隠されてたものは小さな小さな女の子のようなものだ。
お姉ちゃんだからで抑圧され
お前にしか頼れないにもみ消され
しっかりしてるから安心だに踏み潰されるから
守るために着ていた鎧だ。
そう、まるで三歳の時から時が止まっているかのような脆さがある部分だ。

脱いだ鎧の影で
もう、いい?大丈夫?
と小出しに小出しに自分の中身を見せて
受け入れられるとわかったら安心して
それを繰り返し繰り返し
やっと暁さんがぎゅうっとしてくれると
その時だけ鎧の存在を忘れられるようになった。

脱ぐようになってから着脱のバランスがうまくとれなくなってきた。
着る事が苦しいのに
他の人の前では怖くて脱げなくて
脱ぐことが嬉しいのに
着ている方が安心出来る

離れている時間のバランスが上手にとれなくて怖い
この、状態が壊れそうだと危惧される。

『ここに、居るから』

そう、言ってくれる暁さん
上手くバランスが取れなくて泣いたりする私をそう、なだめる。

ずっと、こうしていけば
きちんと出来るようになる。
暁さんがここに居ると言ったらそれが真実だ。
簡単には離さない
そう、言われた言葉を信じよう。
何度でも、何度でも、うまくできない私でも
繰り返し、繰り返し、続ければきっと上手になれるから。



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沈む

思考の海に沈むことが必要な時がある

ずっと寄りかかることができなかった私が精神的に寄りかかる事を自分に初めて許せた。
心の中を空っぽにしてくっついて再構築。
深い海の中で波に攫われず揺蕩うだけの時。

守ってもらうことができて初めて散らかったパズルを組み直すことができた。

そう、生きているからピースはたくさん集まった。
生きる事で得たピースたち。
希望も絶望も通り過ぎれば絵を描くために必要だったパズルのピース達だ。

その、パズルを組み上げる為の時間がどうにもこうにもつくれなかった。
甘えることも頼ることも下手くそな私は自分の心のパズルを組む時間をそっちのけにして家族や大切な人のために時を過ごす。
眠る時すら自由にならない。
感情を解き放って泣く暇もない。

やっとピースを整理できた。
庇護されてる実感をもらえて
自分の手当をしてくれる人がいると思えるから。
そう、海の上では船に乗って待っていてくれる人がいて
水の中にロープを垂らして場所を知らせ
浮き輪と毛布を持っていることを教えてくれたから潜り沈み安堵出来る。

今はピースを正しい位置に置いて絵を描いている。
完成図未定のパズル
いつか、一緒に見てもらえますように。
そして、新しい絵を描くパズルを一緒に探せますように。



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理解し、信じる。

暁さんから私は盲信禁止を言い渡されている。

盲信することは
絵に描いた餅を信仰するようなものだから。
実態がよくわからないものを
わからないまま信じることはとても危険だ。

盲目にならず
見るものをきちんと歪めずに見て
聞くことをそのまま見て
感じる事を直にする

それを常に心がけてる。
心をクリアにしてそのままを受け止めてから何も歪めず加えず理解する。
分解はしても改造はしない。

暁さん、という人は正直だ。
偽らずに
私の理解しやすいように考慮はしてくれるけど
オブラートに包むのではなくて
段階を追わせたり小分けにして
暁さんから伝えられる。
結果、私はそのままを飲み込み理解する。

私も、暁さんへは素直でいる。
嬉しい、楽しい、大好き、も
悲しい、苦しい、会いたい、も。
それはコレを求めてると教えてもらえたから出来てる。
私のそのままが暁さんが欲しい私の姿。

信頼をこうして積み上げて
砂の城ではない私と暁さんのお城が出来る。
それを感じられることが今の私の幸せだ。



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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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