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いつまでも

すきだけど

いつまでも

一緒にはいられないんだ

というわけです。

袂を分かったとかそんな感じでもありません。

でも、多分

心だけは通っても

身体が交差することはもう

私と暁さんには無くなりました。

外せないままの左耳のピアスも

取り去ることのできないキーホルダーも

多分そのままだと思います。

あの日の痣も感覚も

物理的に残る物体みたいに

残ればよかったのに、ねと思います。




でも、多分もう

暁さん以外にわたしが膝を折ることは無い。

暁さんは、以前と同じくお前以外を飼う気はないよと笑ってらっしゃいました。

喧嘩別れじゃない

卒業でも、多分ない。

でも、これはこれで一つのお別れなのです。

赦される、なら

私が半身を切り離す思いで決めたこの想いをどうか受け止めてほしいと思うし

どうかどうか幸せでいてほしい。

笑うあなたが私は何より好きです。



そして、どうかどうか
お元気でわたしのたった一人のご主人様。

食べ物

初めてお会いする時に、何か用意するものはないかを聞いた。

おにぎり

という一言に私はおもわず裸の大将か!山下清か!と実はなった。
や、突っ込まなかったけど。

でも、本当に意外だったのだ。
だって初めて会うんだよ?
写真でしか顔は知らないんだよ?
電話の声しか知らないんだよ?
相手がどんな生活送ってるかもわからないんだよ?
そんな相手の作った食べ物をおにぎりでも口にするって…すごい

それと同時に襲ってきたのはプレッシャーだった。
この人は、まだ直にあってない女をここまで信じてるんだ、というプレッシャー。
おかしなものを混ぜないという信頼を寄せておにぎりを持って来いと言ってくれたんだ、と。

この、おにぎり習慣は真夏の逢瀬だったり大きい街の逢瀬だったり以外は
今でも毎回ご用意を命じてもらえてる。
お好きな具は昆布とオカカとたらこ。
今までにはそぼろ、筍ご飯、炊き込み御飯あたりはそれ以外でもおにぎりにしたと思う。

おにぎり以外にも余裕があればおかずも作っておにぎり弁当にする。
卵焼きはお砂糖の入った甘いものを
お野菜のおかずよりお肉。
必然黄色と茶色しかない弁当になってしまう。
それでも笑顔でぱくついてくれるなら楽しいし嬉しい。



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おなか

暁さん、のおなかに私はよく抱きつく。
暁さんが椅子やソファーやベッドに掛けているとき、私は暁さんの膝の間に入り顔をおなかに埋め、キュッと抱きつく。

首に巻きついて抱きつこうとするとうまくバランスが取れないことが多いし
体が触れ合える面積が少なくなる。
私は余すところなく暁さんにくっつきたいし、暁さんの体温はとても心地いいのだ。
だからおなかに抱きつくこと、が多い。

柔らかくてフワリとした暁さんのおなかは、優しさが詰まってるのかと思うくらい心を穏やかにしてくれる。
心臓が近いからか、耳を当てるとトクリ、トクリ、と血液が体を巡る音がする。
夢幻ではない暁さんに会えたと安堵する。
頭や背中を撫でる手に、ここにいていいと許されてる心地がして喜ぶ。
眼を閉じて、暁さんがいる事を感じて全身が喜ぶ。

小さな小さな子供の甘え方なのかもしれない。
この抱きつき方をしてる私を暁さんはよく、仔犬と呼ぶし。
でも名前を口にしながら、キュッとお腹に顔を埋めるのはやはりとても幸せ。
下から、無抵抗に、だけど投げ出した分を抱きしめるように庇護されてるこの格好が好きだ。
だから、会うと私はそこに抱きつく。
そして顔を埋め、顔を見て照れ笑いをする。




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ファーストインプレッション

ありきたり、だけども
暁さんの第一印象。

駅の改札の前でこの日だけ、は待ち合わせたのを覚えている。
いつもの街では、その次の逢瀬から車の入れるロータリーでの待ち合わせに変わったから。

まだ、残暑もあった季節で白いシャツにスラックス姿だったと思う。
送ってくれた写真と同じ
染めてない髪、メガネ、穏やかそうな顔つき
キョロキョロとする私に対して、優しく余裕のある顔で笑みを浮かべていた気がする。

三歩後ろ、をとりあえず歩く私に気を使った速度で歩いてくれる紳士さを持ち合わせているその人に
ありきたり、なオラサド感を感じなかったことを心から安堵した。
メッセージのやり取りで分かってはいたけども、顔を見た瞬間手のひらを返す人、というのも世の中にはいるのだ。

これから、大それた事をしてしまう
そう思っていた私はとにかく緊張していて、見るからにかわいそうになるくらいにガチガチだったのかもしれない。
だからこそ、落ち着くように手をつないでくれたのだろう。
そして、暁さんは初めの挨拶の時に敢えて脱がせずにご挨拶をさせてくれたのだと思う。

そして、荒々しくは扱われても
ちっともそれは、乱暴ではなかった。
一枚づつ、少しづつ警戒心を剥ぐように丁寧に扱われたと思う。
綿ロープを掛ける時の目が、駅で初めて見た目と違い爛々と輝いていて
それがとても嬉しくて苦しくて
縛り上げる時もきちんと私を気遣い縄をかけてくれた。
この時に心から虐待とSMの差を実感した。

優しくて、穏やかで
けれども欲の獣を腹の中に飼っている人

その第一印象は、恐らく間違ってなかったはずだと思う。




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おもいでの箱

新しいカテゴリーを作ってみようと思う。

この記事で、暁さんに楽しいことの考え方、を教えてもらった私。

頻回ではない逢瀬でも逢瀬の思い出はある。
暁さんと、だからこそ覚えてるモノもある。

ならば、その、思い出を今の私が思い出して
もう一度リボンをかけて箱にしまう作業、をしてみてもいいと思ったのだ。

切れ端のように時系列を無視して
思い出した時に、思い出したように綴る
それもまた、ありなのかな?と。

銀塩写真の現像のように
きっと時が経ったフィルムは
撮りたて焼きたてより
少し深い味わいになってるかもしれない。

だってね、あの日より多分私
暁さんを、好きですよ、きっと。




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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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