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すきだけど
いつまでも
一緒にはいられないんだ
というわけです。
袂を分かったとかそんな感じでもありません。
でも、多分
心だけは通っても
身体が交差することはもう
私と暁さんには無くなりました。
外せないままの左耳のピアスも
取り去ることのできないキーホルダーも
多分そのままだと思います。
あの日の痣も感覚も
物理的に残る物体みたいに
残ればよかったのに、ねと思います。
でも、多分もう
暁さん以外にわたしが膝を折ることは無い。
暁さんは、以前と同じくお前以外を飼う気はないよと笑ってらっしゃいました。
喧嘩別れじゃない
卒業でも、多分ない。
でも、これはこれで一つのお別れなのです。
赦される、なら
私が半身を切り離す思いで決めたこの想いをどうか受け止めてほしいと思うし
どうかどうか幸せでいてほしい。
笑うあなたが私は何より好きです。
そして、どうかどうか
お元気でわたしのたった一人のご主人様。