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所有する

傷、も
汚れ、も
何もかも

暁さんは私の全てを知ろうとする。
勿論、私を飼う上で必要だからなのかもしれない。

些細なことから私の根幹を揺るがすほどのものまで知りたがる暁さんは、私を知る事を

楽しみだ

と言う。
プラスの事だけ、ではなくマイナスの事も。
所謂、暗部まで。
くまなく知る事は楽しいのだそうだ。

思わず、問うた言葉は

所有欲?

という疑問だった。
そして、暁さんはそれを肯定した。

私と暁さんはSMという「性癖」で繋がる部分の多い主従関係を築いてる。
お互いに都合良く性癖を満たし合うだけならこの暗部は知らなくても本来は良い筈なのだ。

だけれども、暁さんは私の暗部まで欲する。
もしかしたら、暁さんは所有する事、に対して並々ならぬ欲を持っているのかもしれない。
だから、きたない部分まで得たいと言ってくれる。
そんな「欲」というものを得てしまった暁さんはどのようにしてそれを満たしていたんだろう…

暁さんの所有欲、はきっと私の事を全て飲み込み翻弄し続けるのかもしれない。
でも、コレクター的な所有欲ではなく
暁さんは愛玩対象はとことん使い倒すのだと思っている。
そのために、私の些細な事まで知り、得たいと思ってくれている。

もしかしたら、私はもう
暁さんの底無しの所有欲の沼に落とされてるのかもしれない。




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私にはとても大きな傷がある。
身体にある傷、では無く
心にある傷だ。

その傷を「再認識」すると
残念ながら私は平常心を保てない。
故に、誰にも口にせず触れさせず奥に奥にしまっていた。
私も平素は忘れるように勤めてるし考えないようにしてるくらいの傷なのだ。

でも、私が「暁さんのお相手する人が増える訳でも無い」のに複数を嫌がることが
どうやら暁さんにとっては不思議だったようだ。
そして、酷く不安定になる理由がよくわからなかったようだ。

大きなフラッシュバック症状を伴いながらこの傷は暁さんに明らかにされてしまった。
文字にするにも苦痛で、一時この傷が原因で私は自傷とも言える行為に走っていた事もある。
それを抑え込む為に、もう二度と自らを自分の手で傷つけないためにしまいこんでいた事柄を明かした為に
相応に不安定になり、寝込んだ。

そんな私の傷を「知って」しまった暁さんに私は心の乱れをそのままぶつける

どんなに美しい珠でも
傷が付けばゴミなのに

なんで敢えてこんな傷だらけのモノをえらぶのです?


自己否定も卑下する事も暁さんによって禁じられた筈なのに禁を破り文字にした言葉に

ゴミ?

傷があろうがなかろうが人それぞれに大事なものは違うだろ?

傷があるとも思ってないがな

もし傷があるなら磨いて傷を直せばよい♪

俺が磨いてやるさ


と返してくれる
なんでそんなにまでして受け止めるのだろう?と不思議になる。

泣くお前も可愛いんだけどな(笑)

と砂糖菓子を与えるように甘やかす。

この傷を暁さんに知られた以上恐らく、傷から逃げる事はもう許されないのだと思う。
でも、一人で向かい合うのでは無くて暁さんと向かい合う事になった。
向き合うたびに、泣き喚くだろう私の背中をさすると決めてくれたようなのだ。

もしかしたら、今得てる仮初めの安定ではなくて、真の安定を得る事は叶うのかもしれない。
それを期待してしまう私は浅はかなのだろうか?




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美しい貌

見送りをした


私は合間を見てお線香を上げに行った。
都会の悲しさですぐに通夜葬儀とはいかず
見送りには数日ほど間が空いた。
その間、帰りたがっていた家に帰り安置をされていたその人に
わたしは日を空けず時には朝に夜に線香をあげた。

会う人会う人、いい方だったと惜しむ人で
在りし日には私にも気遣いを思い遣りを惜しみなくくれた。

そんな人だったから
皴の寄る手を愛おしく思って
まだ食事が自由な時はお茶菓子片手に
日がな遊びに行っていたのだと思う
私の湯のみ、を傍らに必ず用意して待っててくれたその人は
本当に愛おしく大切な人だった

深々と頭を下げて見送った
尊敬を表すのはこれしか思いつかないから
添えた花は「清々しい美しさ」を花言葉に冠していて
ああ、この人にぴったりだと埋め尽くすように添えて送り出した。

ありがとう
と下げた頭をきっと撫でてくれた人
どうかゆっくりと休んで下さい

言葉の意味

会えない寂しさと
看取りに際しての不安定で
心のバランスが壊れていた

何事にも過敏になり
小さな事で落ち込み
些細な事で傷ついた

そんな私が投げかけてしまった疑問がある。

要らない子じゃない?

もう心がささくれ立ってて
優しく慰撫する言葉ですら痛くて
たくさんたくさん温かい言葉で包んでくれてるはずなのに
全てが怖くて全てが痛かった
そんな過敏で過剰で怖がりな私は負担になってないか
その一心で出てしまった言葉だった。

簡単に手放す子を愛奴とまで呼ぶと思うか?

その言葉の重みを少し考えてごらん

人によっては誰にもそのポジションを作らない人もいるくらいだからな


ああ、暁さんを傷つけてしまった、と落ち込む。
私は暁さんがくれた言葉をキチンと理解できない子なんだと。
そんな泣き言を言うと

怖がりで弱虫だから与えた

少しでも安心できるようにな

お前なら与えてもちゃんとその場所に慢心せずその言葉の重みを理解して一層尽くすと思ったから与えた

そう言う場所だ


そう、わたしの弱虫なんかとっくに暁さんはご存知だ。
泣き虫ですぐ、グズグズ泣いて
弱くて本当は一人でなんか立てなくて。
そんな自分を欺いて普段は泣かず挫けず立って向かい風の中でもへっちゃらな顔をしてる私を
暁さんが一番知ってるのだ。

要らない子にメールはしない

仔犬は可愛くて好きだぞ(笑)



そうだ。
私は暁さんのそばで
寂しければクンクン鳴いて
撫でてもらえるときはお腹を見せていればいい。
名前を呼んでもらえたら
尻尾を振って駆け寄ればいい。
それだけの存在でいればいいんだ。
そんな仔犬でいればいい。

未だ未だ会えない日は続く。
多分繰り返しクンクン鳴くけど
そんな私でも愛してくれると教えてもらったのだから次会う日まで甘えよう。


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遊び道具③

我慢の限界を訴えたら久しぶりに自慰の許可をもらえた。

少し、触れたら気持ちよくて腰がうごいてしまう。
乳首を撫でただけで
クリをなぞっただけで
腰が動いて気持ちよさは高まる。

でも、イケない
イキたいのにイケないのだ
おそらくもう貯めに貯めた欲が重すぎて弾けられないのだ。

それをメッセージで訴えると

思いきりクリをつまんでごらん

と指示をくれる。

少々ぎりっとなるくらいにつまむ。
痛い。
でも身体が熱くなる。
ぎゅうぎゅうとつまむとさらに濡れる
痛いことまでしないと、もう欲が放てない自分が恥ずかしい。
それを訴えると
俺にいじめられていくのは恥ずかしいのか
とメッセージが返ってくる
いじめてくれるのが嬉しい
ああ、早く手ずからいじめて欲しい

ようやっと達することができたと報告すると褒めてくれる。

会える日まではまだかかるけど
私自身も暁さんの遊び道具だ。

はやく遊んで?
そう思う心は届いてるのかしら




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遊び道具②

さて、目下の課題は拡張と筋トレだ。
少しでも足回りの筋肉をつけないといけない。
トレーニングメニューは比較的すぐ組めた。
まあ、正直これはすぐに成果は出ないと思う。
けど、続けないとダメなこと。

問題は拡張である。
我が家には暁さんのくれた玩具以外はない。
暁さんがくれたプラグ、ローション、それ以外の玩具はないのだ。

拡張するにしても「遠慮なく使える」だけアナルを広げるには少々プラグでは物足りない。
そのプラグにも四苦八苦してるくせに、とはあまり言わないで欲しいが…
遠慮なく使い遠慮なく楽しむためには平均成人よりはおそらくあるであろう暁さんのおチンポさまには足りないのだ。
ドのつく巨根さまではないのだけれども
(というよりそこまで来る道祖神さまクラスは私としてもご遠慮申し上げたい。私は巨根信者ではない。決して!)
乏しい経験上から計算するにもご立派クラスではある暁さんをお迎えするには不安しかないのだ。

プラグだと少々不安がある旨を伝えると夜半に一緒に玩具サイトを見るか?とお誘いをもらう。
私は比較的女性向けのソフトなサイトを見ていたようでそこのアドレスを送ると
優しい、と一刀両断される。
暁さんの教えてくれたサイトはSMグッズやら色々あって艶かしいというよりビックリする。

これがあったら面白いな、という言葉などを見ながらサイトをめぐると私の体が反応してくる。
いけない、これはいけない。
会えてないからおもちゃのホームページなんか見てるだけで暁さんがほしくなる。

しかし我慢の限界を告げるのはあっけなかった。
欲しいものが目の前で私側の都合ではあるけどお預けになったのだ。
ふわりと湧いた欲に対する勝算なんかなかったのだ。


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遊び道具①

会おうとしてた日に会えなくなった。
私の側のやんごとなき事情で走って会いに行きたい気持ちを押さえつけなければならなくなった。
会いたい、会えるね、楽しみだね
そう甘く甘く囁くような言葉を暁さんにも重ねてもらったのに。

きっと嘆く私なんてお見通し
だけれども、暁さんだって私ほどの嘆き方はしていなくても
私を使って発散したかった欲を解放できずにいる訳で
さらりと告げられたのが私の開発とトレーニング、そして玩具サイトの閲覧だった。

次の時は少し覚悟しておいで

久々だから抑えがどこまでできるかわからんからな


そう、告げてアナルの拡張と騎乗位ですぐへたる私の足腰周りのトレーニングを命じる。
きっと酷くしてくださるんだ。
たくさんたくさん、暁さんの手で。
そう考えただけで心がときめいてしまう。

私の暗い欲には相手の思うままに扱われて廃人になってしまいたいという危ない欲もある。
考える葦、であり思考をし動く私を好んでくださる暁さんは決してそのような状態にはしないのだろうけど
手加減できない、ひどくするかもしれないということを宣言される状態は、私のその欲を満たすだけの魅力ある状態だ。
暁さんの中で誤って、でも私に加減できない状態は甘美な欲に少し私を浸してくれた。



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許す、許さない

暁さんの事じゃない記事ですがふと雑感で


人生において
自分が墓に入ろうと許せない相手はいますか?

私はイエスだ。
許せない人は少なからず、いる。
私は私を軽んじる人を許さないし
私は私の大切な人を傷付ける人も許さない

比較的私は他人に容赦がないのだ。
故に付き合える人や付き合いが長く続いてる人も少ない。
長く続いてる友人は決して蔑ろにせず
厳しいことを言いつつも何かあれば手を貸すし
本気で相手が涙するときは共に泣くこともある。
だけれども裏切りは許さない

親しい人に
「灯里は怖いんだよ、本気で怒ったら最後なの。貴女は怒るまでに許して、愛して、正して、そうやってキチンと努力する人だけど…もし、それでも裏切られたら一切振り向かず切り捨てるから。」
事実、この友人と共通の友人だった20年来の友人は
私の大切な人を不用意に貶める行為を何度諌めても改めなかった。
結果、私は彼女を切り捨てて、その上で連絡先を抹消し一切の連絡を拒んだ。
彼女が亡くなったとしても葬儀にも行くつもりはない。

他にも様々な理由で私が墓場に入ろうが、相手が墓場に入ろうが許せない相手は存在する。

大なり小なり、生きていれば許せない人が居ていいと思う。
そしてそれを許さない権利は誰しも持ってるし
相手を嫌う権利も持っている。
ただ、この権利には義務がある。
自分が誰かに嫌われても許されなくても仕方ないと理解することと
許さなかった、嫌い続けた行為を後悔しない義務がある。

人生は不平等で理不尽だ
だから、いらぬ横槍も入る。
なによりその横槍が綺麗事やら正しそうに聞こえることも多い。
でも、その横槍を入れる相手は…許さないと覚悟するほどの憎しみを昇華してくれるのだろうか?
否である。
自身の抱える怒りや憎しみは、自分自身にしか解決できないのだ。
横槍を入れる人は、それを一緒に苦しんでくれるのか?
そうでないなら、ただ口当たりのいいことを言いたいだけの馬鹿だ。
そーいう事をアドバイスではなくクソバイスと言うのだ。

苦しみ惑った時は、苦しみ惑う自分を支えてくれる相手か、それを共にしてくれる相手の話だけ聞けばいいと思う。
それを共にせず、高みの見物をする阿呆はクソよりも役にたたないので捨ておけばいい。

許さない覚悟
これも一つの生き方だと思う。


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季節

夏から秋に変わる手前
晩夏に会ったきり、会えてない。

手術、身内の危篤

私にも会えない理由はたくさんあった。
でもね、こんなに会えないのは初めてで
流石にテレビの1クールを超える時間会えてないのは堪える。

私が悪い子だから会えないの?

思わずぶつけてしまった不安と自己否定
言葉にしてぶつけてしまってああバカなこと言ってるな私
とはおもえるのだけど
心でそれを斟酌する前に言葉にしてぶつけてしまうほどには余裕がなかった。

またこの子犬はきゅうきゅう鳴いてと
呆れた顔をしてるだろうか
それとも
バカなことしか言えない私に愛想が尽きてしまわぬだろうか

声も顔もわからないけど
暁さんからはそんなことないぞと窘められる。
悪い子にしてるのか?
そう返ってくる返事に安堵する。

会えないことで刺さる心の棘は
日に日にじくじくと痛みを増す。
会う価値がないからお呼び出しがないのか
そう恐ろしくもなる。
でも時折、返してくれる俺も会いたいよだけを心のよすがにまつ

まだ海の中でゆらゆら
引き上げてもらう日まであといく日?




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こども

いつだってワガママばっかで子供みたいね

という突き刺さる歌詞から始まる歌がある
KANABOON ないものねだり

いつだってきっと私はあなたにとって子供なんだなーと感じてしまうことが多い
もちろん、庇護されるという意味でよくも取れる
むしろきっと悪意なく暁さんの気持ちは庇護するつもりのこれ。

でも、庇護されてる私は本当に子供だ。
小さい小石で転んだと泣くような
多分一番無力で一番幼い私が
暁さんの前だとでてくる。

でも、普段の大人の私は
その私をまだきちんと愛せてない
ああ、子どもかよ、となる。

子供の私は暁さんの隣で大人になればいいはずなのだ。
なのに、焦る。
だから、駆ける。
そして、転ぶ。
延々これを繰り返す。

何が不安?と笑いかける人は
身体は離れてても心は隣なのに

ああないものねだりだ。




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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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