I walk to your cause

私が休みの昼下がり
平日休みが多い私は一人で家にいることの方が多い。

先日の逢瀬でメンタムの使用を失念してお仕置きになってるし
アナルプラグも定期的に使って暁さんがお尻を使う方向に気が向いたら使えるようにしないといけない。
月に2～3度あるこうした日に私はメンタムとプラグを使う。

これも、調教の一環なのでまずは暁さんへプラグとメンタムを使う旨を連絡する。
寝室のカーテンを全て閉じてひとつづつ脱ぐ。
下着姿で1枚写真を送る。
暁さんが喜びそうな格好やしぐさでもう1枚送る。

このタイミングで返信があったら暁さんがタイムリーに指示をくれる
感想も送ってくれたりする。

ピタリと閉めたカーテンに
ぴっちりと閉じた寝室の扉

性の空気が濃厚に寝室に漂いはじめた。




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暁さんとある日メールでお話しした内容。
「する事を決めてきてるんですか？」

実はこれを書いているタイミング現在でお道具の登場が年をまたいでからほとんどない。
アナルプラグとローションにメンタム
この3点は出てきてる。
でも、仮首輪や手枷足枷、ペラペラ鞭に綿ロープはご無沙汰で…
空振りにおわった？クリキャップ付きのローターは1回こっきり出てこない。

まあ、お道具袋自体を実は最近見てないんですね。
なかなか大ボリュームなお道具袋で使われたことのないものもあるようなんですが。
…墓穴じゃないよ！お道具恋しいとかじゃないよ！本当に！
上○竜兵的な前フリとかじゃないよ！

多分、大きい街の逢瀬が続いたり
腰が痛い時にあったりしてたからなんだろうとは思ってます。

でも、何をするのかは決めてきてるのかなー？と思ってたのだ。
緻密にプランニングしてるのか、はたまたザックリだけは決めてるのか
それとも全て気分？

なので聞いて見た。
最近本当にこう言う事を忌憚無く言えるようになったなーと本当に思う。

そうしたら、ほとんどはその場だそうだ。
お仕置しなきゃなーとか、コレは予告してるからやろうかなー？はある。
でも、それ以外はその場の雰囲気と私を見てからの決定。
そうだろうと思ってたし(お道具使用率とかで)それが外れてないのは嬉しかった。

なので、暁さんが酷いこと多めならそういう気分で
甘々ならそういう気分なのだ。

どっちの暁さんも捨てがたい、というかどっちの暁さんも大好きだなぁとは思うし
無理に繕ってご主人様じゃないのは
奴隷側としては嬉しいなと思うのでした。



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私の願望は、私が完全に壊れることでしか叶わないんだなぁと恐ろしくなる。

生涯残る跡がほしくて
ピアスを開けて貰った

小さく小さく私の中の暗部が満たされて嬉しくなった。

首を締められて
脱力してそのまま委ねた

暁さんの狂気と私の狂気の方向性が同じで体も心も喜びに震えた

小さな小さな眠る事もままならない部屋に
閉じ込められてしまいたいのを伝えたら
喜んで聞いてくれた

甘い夢に心が満たされた


でも、これは虐待レベルだろとこの事を話せる友人に呆れられる。
壊れることでしか満たされることがないのは狂っているのだろうか？

私の夢は
全てを相手の匙加減次第にしてしまうこと。
飲食も、性も、睡眠も、排泄も、生死も。
愛を持って葬って欲しいと思う。
拉致監禁だろと呆れられる欲を笑って聞いてくれる人は
暁さんが初めてだ。

私の自己破壊願望はブレーキを失くしたから、全てを決めるのは暁さんだ。
出来たらその腕の中で事切れたら幸せだなぁと心から思う。



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欲を持つ体を管理される様になって全てを委ねて安堵出来る様になった気がする。

私は、私のもの…だけど
私の気持ちや心を預ける先を決めるのも
私自身なのだ。

暁さんが
「灯里は誰のものだ？」
と、問うと
私が
「私は、暁さんのものです」
と、答える。

ファンタジーかもしれない
でも、そのファンタジーは二人の中では真実だ。

左耳のピアスはその証。
所謂、飼い犬の鑑札のようなもの。
それをつけてもらえるのが嬉しい。
私は私のものだけど
私の意思で暁さんのもの。

それを示すように
欲を管理され、私を管理されるのが嬉しいと思う。



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暁さんから最近、命令されてることがある。

「自慰の許可制もしくは命じた時のみの自慰」

実はもともと自ら弄るだけではなかなか達せない。
暁さんとこういう関係になる前は、どんな抱かれ方をしても何回かに一度しか気持ち良くなれなかった。
そして、自らをどれだけ触っても無理で
ほとんど自ら触らなかった。

暁さんは私を何回も飛ばしてどこが気持ちいいかを教えてくれてる。
その気持ちいい、を身体が覚えてきて欲が出るようになった。
気持ち良くないわけではないけどそれだけだった行為が
ここが気持ちいいと言うことがわかるようになったのだ。

そうやって身体が欲を覚えてくると暁さんと一緒に居ない時にうずうずすることがあった。
そう言う話をすると
「したくなったら言うんだよ」
と言う話になるのだ。

もちろん、お預けもある。
お預けであまりにも収まらないとストレッチしたり筋トレしたり…中学生男子か！なこともある。

それでも、しなさいと命じられると欲に関係なく手を伸ばす。
最初はイけ無かったことの方が多いのに最近は命じてもらうとパブロフの犬のように反応をしてしまう。
それを理解してきたのか暁さんは○回イくまでしなさいなどイける事前提の命令もくれるようになった。



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