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カササギが掛ける橋5

壁側にある拘束椅子に誘導される。

つ、使いますかー

とトホホな気分と

どーなるんですかこれ!

という不安?に苛まれつつ遠慮がちに腰を掛けると

「手、出す」

あ、はい…拘束椅子で、すものね
拘束具付きの椅子、ですよね
拘束具ご使用になりますよね…

反論は出来ないし抵抗も出来ない私
(暁さんには基本白旗状態なので精神的に抵抗のある行為以外は考える前に身体が動く)
左手首にベルトが締まり
右手首もベルトが締まり
足首は浮腫んでて無理だったので

「縛れないならもっと開くか」

の一声でM字開脚…
う、うわぁぁぁん思ったより開くし!動けないし!不安定で怖いし!お尻の置き場に困るし!
と、多分百面相してる私に感想を聞くのでそのまま答える。

じゃあ濡れてない、よなぁ?

そう、満面の笑みで告げた暁さんの手は開かれたソコに伸びていった。



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カササギが掛ける橋4

拘束具付きの椅子やら壁を意識の外に追いやり暁さんへまっしぐらする。
…そんな私を見逃すわけが無いのが暁さんという人なのを私はすっかり忘れていた。

ソファに座り両手を広げておいで、と呼んでくださる。
甘えてくっつくとよしよし、と撫でてもらえる。
やっと帰れた愛おしい場所を噛みしめる。
好きな男の体温は何にも勝る私の心の栄養剤だ。

挨拶を促される。
自信なさげな挨拶をすると改めるよう指示をされ、再度やり直す。
自信は、ない。
でも、私は私で楽しんでほしい。
遊んで、構って、お側に置いて。
そう、望んでいるからやり直した。

示される足への奉仕にわーいわーいと足の指を一通り舐める。
綺麗汚い、なんて瑣末な事より暁さんの事を私の口や舌で感じていいのが嬉しかった。
ご奉仕していい、のは嬉しい。

一通り両足を舐めると脱げ、と脱衣を命じられる。
脱いで正座をすると…

うしろ、見てみ


意識の外に全力で追いやっていた拘束椅子と拘束具付きの壁…

あ、え?つ、使う?あれ、使っちゃう?え?

と全力で顔に出てる私をからかいながら椅子へ誘導していく暁さん…
初めての拘束椅子デビュー、となってしまうようだ。


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カササギが掛ける橋3

ホテルまでテクテクと歩く。
生温い風に季節を感じる。
前回お会いしたのは薄手のコートの手放せない季節だった。
もう、上着のいらない季節になってしまった。
むしろ、半袖の似合う季節になっている。
その間、恋い焦がれた人の背中を追い歩く。

使おうとした部屋がショートタイム専用部屋だったのもあり少々お値の張るお部屋しか空いてない…
同じ値段を払うなら…と暁さんがニヤリと私の顔を見る。
ん?と思いタッチパネルを見るとSMルーム…
顔に「本当にそこ?」
という疑問符を大量に貼り付けてたであろう私の顔を見て深まる笑み。
まあ、順当にSMルームをお選びになられていざお部屋に。

部屋に入るとでーーーーーーんと鎮座されてるのは拘束椅子



※写真はイメージです

お、おう…と目を壁に移すと拘束具付きの壁…



※写真はイメージです

あは…あはは…と乾いた笑いはするものの
前回使わなかったし!とちょーっと油断もする私。
先ずは意識の外へ追いやり、暁さんの向かうソファの辺りへ急ぐのだった。



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カササギが掛ける橋2

お泊まりができるかもしれない。
喜び勇んでスケジュールを開ける。
シフトをやりくりしお泊まりにも日帰りにも対応可能なようにしておいて
2日前にようやくお泊まりが確定したので舞い踊るかの勢いで旅行代理店に駆け込んだのだった。

仕事上がりの夜
年に2度の繁忙期に入りぐったりした身体を暁さんに会える!と奮い立たせなんとか新幹線に飛び乗る。
早い時間の新幹線は諦めたため車内販売のある回数券で移動のできる新幹線に乗る。
人間ドックの絶食中の暁さんの前でモグモグとお夕飯をするわけにもいかないので車内販売の駅弁を購入。
早く、早くと気が急いてしまう。

そんな子供のような私を大きな街の改札前で暁さんが待っててくださった。
遅い時間に待ち合わせる事になってしまったので
待たせたくないと必死に電話をかけ探す私を見つけて笑いかけてくださる。
久しぶりの笑顔に照れ臭さと嬉しさでいっぱいになる私がいる。

暁さんの後ろをぴょこぴょこ付いて行きながらホテルへ向かう。
他愛のない話をしながら向かうホテルへの道。
軽装の暁さんの後ろを歩きながら嬉しさをかみしめていた。



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カササギが掛ける橋1

7月

暁さんに前回会えたのは4月
寂しいし恋しい。
触れた感覚を忘れそうになって涙する。
そんな日々を過ごしてた。

会いたいよー!会いたいよー!としてたらカササギがなんとか橋を架けてくれたようで
ご褒美なのかお泊まり逢瀬が叶った。

直前までお泊まり逢瀬か、日帰りかわからなかったけど
暁さんの人間ドックに合わせて会うことだけは1ヶ月前から決めていた。
今年からいつも受けてた病院では会社からの補助がなくなり会社指定の病院に人間ドックの補助が限定されたため
暁さんのお家からは朝一番に向かうのが結構大変
去年受けた病院ならいつもの街寄りだったのもあり日帰り逢瀬なのだけど
大きな街寄りの病院が指定されてる今回は
暁さんの家庭のご事情が許せば前泊に引っ付いてお泊まり逢瀬だってできる!のだ。

まだ次月シフトの申請前だったのもあり
シフト休を調整し、様々な手を打ち
暁さんの都合に合わせられるように手配を整え日々を過ごした。


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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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