お泊まりができるかもしれない。
喜び勇んでスケジュールを開ける。
シフトをやりくりしお泊まりにも日帰りにも対応可能なようにしておいて
2日前にようやくお泊まりが確定したので舞い踊るかの勢いで旅行代理店に駆け込んだのだった。
仕事上がりの夜
年に2度の繁忙期に入りぐったりした身体を暁さんに会える!と奮い立たせなんとか新幹線に飛び乗る。
早い時間の新幹線は諦めたため車内販売のある回数券で移動のできる新幹線に乗る。
人間ドックの絶食中の暁さんの前でモグモグとお夕飯をするわけにもいかないので車内販売の駅弁を購入。
早く、早くと気が急いてしまう。
そんな子供のような私を大きな街の改札前で暁さんが待っててくださった。
遅い時間に待ち合わせる事になってしまったので
待たせたくないと必死に電話をかけ探す私を見つけて笑いかけてくださる。
久しぶりの笑顔に照れ臭さと嬉しさでいっぱいになる私がいる。
暁さんの後ろをぴょこぴょこ付いて行きながらホテルへ向かう。
他愛のない話をしながら向かうホテルへの道。
軽装の暁さんの後ろを歩きながら嬉しさをかみしめていた。
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