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割り切るべきでないこと、割り切るべきこと

妹的友人が主従関係を持ってる、のは何度か書いてると思う。
私にとっては彼女のご主人様は、私なら絶対チョイスしないタイプの方だ。
連絡は疎らだし
指示したことに対してのレスポンスは悪いし
なにより信頼できなそうなのだ。

でも、まあ、彼女にしかわからないご主人様の良さもきっとあるのだろうし
私と違う方に捻れてる彼女をどこかで満たしてくれる人なんだろう。
だから関係の継続の可否について口を突っ込んだことはなかった。

が、先日初めて口を突っ込んだ。
彼女のご主人様が左手の薬指に指輪をしてる写真が送られてきたのだ。
彼女が贈ったプレゼントを使ってるよメールを送信した際、それを手に取った写真を添付してたそうなのだけど
年に数度もない逢瀬の際はつけてない指輪が付いていた。
アクセサリーをジャラジャラつけるタイプでない男性が指環をつけてる、という事は
婚姻関係にある可能性が高い、ということだと思われる。
えー、万一ここに「自分の身上を一切M女に明かさず主従関係を持つ」既婚の方がいらしたら盛大に警告したい。
女は鋭いよ、少しのヒントでわかるからね?
これまでも連絡の取り方が不自然だったり
それを疑う「ヒント」はチラチラとあったらしい。
しかし、確証がない上に相手が自分に身上を明かさない人なのだ。
なのでそこに彼女は蓋をしていた。

彼女は独身だ。
身も蓋もない言い方をすると、双方既婚の不倫関係はお互いに悪い事になる。
主も従も法廷で双方責任を問われる。
しかし、独身対既婚者だと一方的に独身者が悪人になる。
既婚者側に独身者は殆ど非を問えないのだ。
※独身だと騙された程度しか問えない
これはあまりにも不利益だ。
流石にそのリスクをきちんと話してくれない人との関係はよろしくないと
初めて口を突っ込んだ。

彼女は散々悩んだ挙句
相手から説明のないまま関係継続を決めた。
感づいたことも相手に言わずに。
その時に言った一言がとても引っかかるのだ。

女として割り切りきれない部分はないわけじゃないけど
好きなのは変わらん


…この女として割り切れない部分って
本当は一番大切なのにな
特に「相手と自分の関係」と「双方の状態」を明かし合ってないなら、その割り切れない部分は不幸の始まりになりかねない気がするのだ。

モヤモヤを抱えつつ
してることがしてること、でもある私は声高に彼女にやめろとは言えずにいる。



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欲する

会えない時間が愛を育てる、なんて歌う歌があった気がする。

会えない時間に育ってるのは欲、だと思う。

触りたい
触られたい
キスしたい

こんなソフトな欲だけではない

狂わされて
犯されて
壊されたい


業のような渦巻く色欲が育つ
それも、不特定多数の「誰か」ではなく
暁さんにだけ、されたいのだ。

ただ、会いたいだけじゃない
会って欲をぶつけ合いたい
暁さんの熱でドロドロに溶けてしまいたいのだ

こんなにも欲するのは多分暁さんに会う前にはなかったことだ
漠然とした「焦燥感」ではなく
明確な欲求を感じてる。
ああ、なんて業の深い女になったんだと自分に驚くと同時に
そこまで私を堕としてもなお喜ぶ人に見出された喜びを感じている。


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酔っぱらい

友人宅で酒盛り

今や別宅のように出入りをしている友人宅。
子供達も人の出入りがあって賑やかな方が気が紛れるし
何よりあまり食が太くないので静かすぎる食卓だと本当に食べない。
なので、ほぼ週に一度お手伝いしに行くついでに私も一緒に食卓を囲み食事はしている。

そんな中、ご親族かお肉が来たのだけれども女1人子供2人では消費しきらない!とコールがあり
素敵なお肉様を囲んで気を使わずに一緒に居られる人を囲み肉祭り&酒盛りを開催
四合瓶を綺麗に開けた私は完璧に出来上がってしまったのだ。

頭がフニフニした状態で暁さんに甘えメッセージ
ここのところ会えなくて会えなくてさびしがりの虫が騒ぐのを
普段はそんなに出さずに済んでいるのに
アルコールというタガを外す装置が働いてぶつけてしまう
会えないのは寂しいし不安なのだ。

暁さんには酔っぱらいなのも宣言しながらそれをぶつける。

心配要らないさ

ちゃんといるから

そう返してくれる暁さんの顔には何が浮かんでるのかな
嗜めるような笑顔なのか
仕方ないと笑う呆れ顔なのか
それすらわからなくなりそうなくらい会えてない。
それでも、言葉を抱きしめて目を閉じたら
酔い初めの寂しさよりも暖かい気持ちで眠りに落ちることができそうだ。

早く、会いたいな。
そう心から寂しさをこらえながら思う。



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叱る

先日記事にした通り友人宅の事情に両足を突っ込んでいる。
伴侶が大病を患ったのだ。
その、友人宅には未就学児と小学校低学年の子供がいる。
様々あり、子供を預けたり留守番して欲しいことは多々あるのだ。
こういう時、普通なら義理や実の両親を頼るところではあるが…
残念ながら頼れる親ではない。
一方は毒親、もう一方はダメ親
両家両親共々残念な上、片方の実家は遠方…全くもって頼りにならぬ上に
来たところで荒らすだけで友人や子供達の心の平静が全く保てないのだ。

そこで白羽の矢が立ったのが我が家。
元々同じ趣味の世界にいるので私は友人宅にお泊まりセットを置くくらいお互いの家を行き来してるのだ。
子供達にも面識があるを通り越して懐かれている。
双方、家族ぐるみの付き合いなので入院している友人の伴侶にもかなり信頼を置いてもらっているので
「仕事のない時」限定で手伝うと申し出てほぼ週に一度は友人宅へ通っている。
なので必然、子供達の躾にも踏み込むことになるのだ。

私には子育て経験はない。
しかし、叱らないわけにはいかない。
友人夫婦から今までは優しく注意しかしなかったのだがきびしく躾て叱っても構わないという許可も取った。
友人は叱る事が怖くて叱れないのだ。
友人には叱られた経験がなく、また親が大きな声を出して発言する時は気まぐれに当たり散らされたりする時だけだったのだ。
それを自分がしないか怖くて怖くて、叱る役は友人の伴侶だった。
伴侶の入院中、それができる人がいない。
ならば、私が来た時は私が叱るからその間は見て叱ることと怒ることの区別をしていこう?と促し
時には友人すら叱る事になった。

子供達に対しては友人の伴侶と話し合った特定事項に関してのみきつく叱り、あとは基本的に注意や指導に止める事にして
友人には半分カウンセリングになるがうまく子供達のやってしまった事に対処できなかったことを聞き、ロールプレイをし、一緒に今後どうするかを考えようと話し合った。

この生活を始めてもう季節は一つすぎている。
子供達を叱る時に私はなるべく暁さんが叱ってくれる様に叱ろうと心がけている。
暁さんは語気を荒げて乱暴には叱らない。
キチンと私の目を見て、穏やかに、だけれども厳しく叱ってくれる。
声や言葉だけで私を叱る時もキチンと私の反応を見て聞いて確認しながら叱ってくれるのだ。
目を見て、怒鳴らず、焦らず、キチンと相手を思いやりながら叱る。
心掛ける様にしてもとても難しい。

でも、暁さんが私にしてくれているのだ。
なら、してもらった私はやり方を知っているのだから出来ない道理はない。
そう思って心掛け続けている。



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主、と「ワタシ」

御主人様とは?
という漠然とした思いがあった。

まだ暁さんに出会う前
抑え付けられたい
縛られ拘束されて好きにされたい
酷く扱われてみたい
自由を奪われたい
そんなセックスファンタジーがまだ心に渦巻いていた頃
オンラインノベルなどではそういう行為をしてくれる人はみんな「御主人様」だった

何故、夫でもカレシでもセックスフレンドでもなく御主人様なんだろう

そう、疑問に思って結局のところ自由の身でセックスフレンドも居た独身時代は
「ねえ、強引なくらいが楽しい」
と多少の無理やりなセックスでまあまあお茶を濁したりしてたのだ。
結婚してからは家庭の都合もあって性欲なんて二の次三の次
気がついたらパートナーとは年単位で交わりがなかったりした。

そんな私が清水の舞台から飛び降りるような気持ちでSMの世界に足を踏み入れた途端にさすらう間もなく暁さんに拾われた。
御主人様と呼ぶように促された時に私はそれを拒んだ。
「御主人様という有象無象の存在じゃなくて暁さんに従いたいし暁さんと呼ばせて欲しい」
理由のあるそれを暁さんは拒まず
御主人様、と素直に認められるようになった今でも暁さんとお呼びしている。

国語的な意味では
自分の仕える人。雇い主など。「―の不興を買う」
なのだろう。
そして真実、仕えるべき相手だと納得して初めて御主人様、と私は暁さんに告げる事ができた。
適当に機嫌とって転がしておけばなんとかなる
そんなおじさんばかりを相手にし続けてる私は
もう暁さんには謝ったしきちんとお仕置きも頂戴したけれど
最初は御主人様なんて呼んだらそこに胡座をかいて私を失望させるのではと疑ってたのだ。
そんな不信感なんかを易々とこえた暁さんだから「御主人様」と認めた上でお慕いする事ができる様になった。

きっと、主とワタシの関係性という意味では
積み上げた信頼を確固たるものにする時期に入ってるのだろう
出会った当初に比べて会えなくなってるのに
それでも、と選び続けてるのは
暁さんは私の危惧を超え続けてくれてるからだ。
選んで従って傍に侍る。
それをさせ続けてくれる暁さん。

きっと根気も気力もここまで来るのに沢山使ってくれてんだろうな…
ならばそうやって選んでくれてる暁さんを私はお慕いして、お仕えする。
これが向けられた想いに対して報いることだと思っている。



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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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