2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チャージ⑤

懸命に陰嚢を舐め、先走りを舐めとる私にアナルもご奉仕を命じる。
舐めるために下に潜り込むと
ニヤリと嗤った暁さんが
舐めやすいようにしてやろう
と私を床に転がす。

顔面騎乗、というのは初めてされる。
完全に口がふさがれる。
呼吸が苦しい。
圧がかかり呼吸が儘ならないのだ。
でも嬉しくなる。

ひとしきり私に座り舐めさせた後は踏み付けて下さる。
グリ、と体重を乗せてもらえるのは嬉しい。
もう逃げる事をしなくなった私はただ、ただ、暁さんの足に押さえられる事を喜ぶ。
頭を、喉を、胸を、腹を踏まれているのに条件反射的に逃げる行為すら投げ出す。
こんなところ踏まれてるのになぁ
喉を踏みながら私に見せる目は爛々と輝くようで
その顔が見れるのならば踏み殺されてしまいたいという倒錯した感情すら現れる。

もう、トランスしてて言葉がまともに耳に入らない。
今、覚えてるのも断片のつなぎあわせだ。
でも、その言葉は「本能」に焼きついたのだろう
口を開き上からたらされる暁さんの唾液を飲み込みながら
その歪んだ行為から感じる愛情をただ、ただ、甘受していた。
私にだけ、示してくれる暁さんの愛の形。
私にだけ、許してくれる暁さんの欲を受け取る行為。
きっと、脳がイクというのはこういうトランス状態のことなのかもしれない。
そこまで手を掛けてくれる事がとてもとても嬉しかった。


ランキングに参加しました。
よろしかったらクリックしてください。

チャージ④

一通り打たれた後は部屋を這うように指示される。
尻、振って歩けよ
と指示されても振り方が今ひとつ分からず試行錯誤する。
お尻をうまく振れない私に這い方の指導もしてくださった。
二度目には上手くできたようで良しと言われる。

もう頭の先からとろけてる私に脚を広げそこを見せろと言われる。
ガニ股になるともっと、と言われる。
手も使い広げるとそこはもうグズグズのどろどろだ。
そこに暁さんの舌が這う。
やだ、そんなところ舐めたらやだ。
声に出したいのに快感がそれを拒否をする。
もう頭と心と口が繋がらない。
気持ちいい?
と問われて事実気持ちよくて返事をするのが精いっぱい。
脳が考えることを放棄し身体が感じる信号だけが正義になってくる。
ワタシハ暁サンダケノ獣
そう、この人だけに飼い慣らされる生き物だ。
そう認識できてとても幸せになる。

からかわれながら自慰を命じられる。
いつも暁さんの前だとなかなか上り詰められないのになぜか簡単に身体が駆け上がる。
気付いた暁さんにイクことを命じられるともう簡単だった。
崩れそうな身体を抱き寄せられて仕上げとばかりに指で嬲り倒される。
半狂乱ほぼ絶叫
善がり壊れる。
奉仕を命じられた私はもはや本能の向くままに足の指に口付けた。

舌を足の指から這わせると反対の足で背中を捕まえてくれる。
「離れることを許さない」と示されたようで嬉しくて足の指を舐めるだけの行為なのに身体がどんどん反応していく。
もっと捕まえて欲しい捕えて欲しい閉じ込めて欲しい
そうして、暁さんだけのものだと顕示されたい。
そんな、暗い欲が認められたようで心が満ちていく。

太ももを舐めながら暁さんの股間に顔を埋めると
嗅ぎたいならば嗅げばいい
と押し付けられる。
私にとっては、脳内麻薬分泌装置に成ってしまってる暁さんの匂い。
男性特有の香りを漂わせるそこに顔を押し付け息を吸い込めと言われるだけなのに
身体が弛緩して脳髄がもうドロドロに蕩けていってしまう。
もう、外向きの私なんてとうにいない。
「肉の欲に忠実な一匹の獣」
の完成だ。
タマ舐めてもいいぞ
と言われ下着を取らせて貰って口に含む。
御本体はお預け…でも少し溢れてる先走りがもったいなくて身体についたモノは舐めとってしまう。
暁さんの体液の一滴だって取りこぼしたくない。
全て飲み込みたい。
浅ましい欲を持つ私を見下ろしてどう思われるんだろう。
くっ、と喉からの笑いなのだろうか聞こえた音は
暁さんの興奮を伝えてくれるようで体が震えた。


ランキングに参加しました。
よろしかったらクリックしてください。

チャージ③

服を剥がれて下着姿になった私にご挨拶の命令が飛ぶ。
ご挨拶をしたら先日のおねだりの内容に及ぶ。
叩かれたい
とおねだりをしていた。
不安や心細さを叩き出して欲しかったのだ。
初めてプレイ内容をおねだりしたのかもしれない。
私が自発的にこれが欲しいと言えたのは多分初めてだと思う。
文字で送っていたことを口から発するのはひどく恥ずかしくなる。

床についた手を握ろうとすると
お行儀が良くない
とたしなめられる。
目線をそらすことすら許されない雰囲気のなか言葉にする。
叩いて欲しいです
痛くしてください

言葉にした途端、これを叶えられてしまうという痛みに対する絶望と甘やかな被虐願望が押し寄せる。
暁さんのくれる痛みが欲しいのにやっぱり怖い。
そこで葛藤していたのに、口にした言葉で葛藤をすることを諦めざるを得ない。
諦念、という絶望も味わっているのだ。

這って来い、と四つ這いで足元に来るようにベッドに座って命じられる。
ペタペタ、と這い寄ると頭を低くしてお尻を上げて伏せるように命じられた。

パシーン

と打つ音が響く。
衝撃に身じろぐと動くなと言われる。
望んで受ける「躾」なのだ
頭を床に擦り付け痛みを受け入れる。
ショーツを取られさらに打たれると声を上げることすら許されない状態になる。
痛いのに熱くて
痛いのが嬉しい
不意に熱くなる臀部をつつーっと撫でる指に身体が跳ねる。
お尻に赤みが出てきた頃、だろうか
背中の白さが目立ったようで
同じ色にしてやろう
と背中も打たれる
声音に悦が混じる暁さんの言葉で脳が蕩けそうになる。
顔を上げることを許されて暁さんの顔を見るときっと、とろっとろになった私の顔があったのだろう。
いい顔、と笑みを浮かべるその顔は久方ぶりの「支配者」のソレで
この目に私は逆らえないという「服従者」の諦念に似た快感が走る。

この暗い欲のためにこの身を委ねたんだ、ということを再認識する。
暁さんは優しくて暖かいけど
加虐嗜好のあるサディスト様なんだと。
私の唯一の飼い主様だから、私の被虐願望を晒せるんだと。
そんな喜びをわき上がらせるほど
暁さんの顔は加虐を喜んでいた。


ランキングに参加しました。
よろしかったらクリックしてください。

チャージ②

なんとか涙の出そうな山を越えてお部屋に入る。
何時ものもホテルなのに部屋の雰囲気が全然違う
…改装したのかな。

ちょっと気になってぐるぐるチラチラ。
落ち着きのないワンコ状態になってしまう。
そんな私を尻目にスラックスやワイシャツを脱がれてリラックスモードの暁さんは
1人がけのお椅子に腰掛けて私を呼ぶ。
ペタペタと足元に座ると撫でていただける。
頭をワシワシと撫でた後にほれと広げられる両腕。
そこに飛び込んで甘える。
強い抱擁は私の心を凪いだ状態にしてくれて、これからの行為だけに心を傾ける準備をしてくれる。

脱ぐように促される前に服を捲られる。
新しい下着に目を留められて褒めてもらえて嬉しい。
半端にはだけられてモジモジしてると
見せ方を忘れたか?
と声が飛ぶ。
頭の後ろに腕を組み足を広げて立つ。
内腿や脇腹をなぞられて身体が反応するのを抑えるのに必死になる。
なぞられながら、一枚づつ剥がれて下着姿になっていた。


ランキングに参加しました。
よろしかったらクリックしてください。

チャージ①

夏も終わりに近づく頃。
連日、比較的元気のない状態が続く。
ちょっと友人がらみで落ち着かないことが多くて
できることとできないことで言えば
できないことの方が多くて無力感が募る日々。

なおかつ長年私を苦しめている「慢性扁桃腺炎」の解決のために
持病とも折り合いをつけて手術もすることになって
とてもとてもナーバスになっていた。

なんとかかんとかやり繰りしていつもより短いけれどと逢瀬の日程を作ってくれた9月上旬。
在来線が遅れる雨のなかお会いすることができた。

新幹線駅に降り立つと雨は止んでいて
ロータリーに流れ込んでくる車に乗り込む。
手を出してくださって
おかえり
と微笑んでくださる。
なんか、ホッとして泣き出したくなってでも恥ずかしくて頑張って話す。
苦笑しながら聞いてくれてるから多分ばれてるけど。
でも、部屋で2人になるまでは我慢しようって決めてた。
だって、二ヶ月ぶりの逢瀬が泣き顔からなんて嫌だったのだもの。
暁さんの手を握りながらそう思っていた。


ランキングに参加しました。
よろしかったらクリックしてください。
プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
I walk to your cause
ランキングに参加しております。 よろしければクリックしてくださると 暁さんが喜びます。

FC2Blog Ranking

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR