一通り打たれた後は部屋を這うように指示される。
尻、振って歩けよと指示されても振り方が今ひとつ分からず試行錯誤する。
お尻をうまく振れない私に這い方の指導もしてくださった。
二度目には上手くできたようで良しと言われる。
もう頭の先からとろけてる私に脚を広げそこを見せろと言われる。
ガニ股になるともっと、と言われる。
手も使い広げるとそこはもうグズグズのどろどろだ。
そこに暁さんの舌が這う。
やだ、そんなところ舐めたらやだ。声に出したいのに快感がそれを拒否をする。
もう頭と心と口が繋がらない。
気持ちいい?と問われて事実気持ちよくて返事をするのが精いっぱい。
脳が考えることを放棄し身体が感じる信号だけが正義になってくる。
ワタシハ暁サンダケノ獣
そう、この人だけに飼い慣らされる生き物だ。
そう認識できてとても幸せになる。
からかわれながら自慰を命じられる。
いつも暁さんの前だとなかなか上り詰められないのになぜか簡単に身体が駆け上がる。
気付いた暁さんにイクことを命じられるともう簡単だった。
崩れそうな身体を抱き寄せられて仕上げとばかりに指で嬲り倒される。
半狂乱ほぼ絶叫
善がり壊れる。
奉仕を命じられた私はもはや本能の向くままに足の指に口付けた。
舌を足の指から這わせると反対の足で背中を捕まえてくれる。
「離れることを許さない」と示されたようで嬉しくて足の指を舐めるだけの行為なのに身体がどんどん反応していく。
もっと捕まえて欲しい捕えて欲しい閉じ込めて欲しい
そうして、暁さんだけのものだと顕示されたい。
そんな、暗い欲が認められたようで心が満ちていく。
太ももを舐めながら暁さんの股間に顔を埋めると
嗅ぎたいならば嗅げばいいと押し付けられる。
私にとっては、脳内麻薬分泌装置に成ってしまってる暁さんの匂い。
男性特有の香りを漂わせるそこに顔を押し付け息を吸い込めと言われるだけなのに
身体が弛緩して脳髄がもうドロドロに蕩けていってしまう。
もう、外向きの私なんてとうにいない。
「肉の欲に忠実な一匹の獣」
の完成だ。
タマ舐めてもいいぞと言われ下着を取らせて貰って口に含む。
御本体はお預け…でも少し溢れてる先走りがもったいなくて身体についたモノは舐めとってしまう。
暁さんの体液の一滴だって取りこぼしたくない。
全て飲み込みたい。
浅ましい欲を持つ私を見下ろしてどう思われるんだろう。
くっ、と喉からの笑いなのだろうか聞こえた音は
暁さんの興奮を伝えてくれるようで体が震えた。
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