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書き込みをして、しばらくは
正直、返信に値するメッセージを見出せずにいた。
私は即物的なセックスがしたいわけでも
SMごっこがしたいわけでもなくて
自分の気持ちを預けられる場所が欲しかっただけだった。
バイセクシャルだからそれこそ女王様をデリヘル的に呼んでしまえば
M的欲求は解消できてしまうだろう。
でも、私が欲しいのはそこじゃなかった。
【尊敬できる人に白旗をあげて降参して、その人の好きにされたい】
尊敬できない人にプレイ的な意味で自分を預けるのは怖いことだ。
一歩間違えば事故につながるのがSMだから、ココだけは譲れなかった。
だから、即物的なメッセージはすべて無視してた。
そして、はじめて返信をしようと言う気持ちが起こるメッセージが届いた。
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はじめまして
何度か見かけてました
なかなか膝を折らせてくれる人はいないみたいですね
無理に折ろうとする人
どうすれば折れるか聞いてくる人
話にならない人
一緒にお話をしながら意識せずいつの間にか跪いているといった風になれると良いなと思います
自己紹介が遅れました
○○に住む38歳既婚です
よろしくお願いします
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これが、暁さんからのはじめて貰ったメッセージだった。
暁さん、私はすごくこれ嬉しかったんですよ。
ようやく、話をしようとしてくれる人がいたから。
そして、このメッセージは奇しくも私が出張ついでに仲良しの友人に会う為に1人で出歩く旅行期間の初日に届いた。
出張期間の三日間
この僅かな非日常で私の日常は大きく変化して行く。