暁さんが、私に対して言う言葉
仔犬だからな
暁さんから見ると
まだまだなんだなぁとこの言葉を聞くと思う
もちろん愛情を込めての言葉なのだろうけど。
最近この仔犬
とても泣き虫だ。
くんくん、べそべそと泣いてるのだ。
会える日は決まったものの
その日はすこーし遠い。
それまでは「待て」なのだ。
挙句夜泣きまでする始末で
正に仔犬でしかない状態。
昼間は通常営業をせねばならないためか
「考えない」「感じない」
様にしてる私がいて
寂しさや恋しさを感じている私より
この感情を俯瞰で見ている私の方が優勢になって
対暁さんへの感情を心に繋ぐ回路を切ってしまっているのだ。
その分布団に潜り込み少しうとうとするも勝手に涙が出てくる。
まだまだ心は暁さんの言う「仔犬」なのだなとこういう時に痛感する。
私だけを飼うと言ってくれて示してくれるのに
寂しい気持ちが勝って不安に襲われてグズグズになるのは心がまだ弱いから。
飼い主におんぶにだっこの状態なのだ。
早く育ちたいと焦ると
空回りをしてドツボにハマり
暁さんに決まって叱られる。
そんなに焦らなくてもゆっくり育てる
そう慰めてもくれる
まだまだ未熟な仔犬は
やっぱりご主人様が恋しくて
ご主人さまに聞こえるように
鳴いているしかないようだ
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