文月になり梅雨も明け、快晴の空とけたたましく短い生を終える蝉の鳴き声に彩られた日にお会いすることが出来た。
久々に大きい街で待ち合わせ…なのだが…
私のミスでトラブルを起こしてしまう。
報告し指示をもらいなんとかトラブルをおさめ待ち合わせ時間に少し遅れてたどり着く。
遅刻とトラブルを起こしてしまった気まずさから心が縮こまってしまう。
何度もごめんなさいのメールを送る私に、「気にしなくていい」のメールを返してくれる。
改札を降りて改札で暁さんを探す。
いつもなら笑顔で駆け寄れるのにどうしても近くに寄ることができない。
そんな私を少しからかい、気を紛らわせるかの様にお話を向けてくださる。
少しづつ解れる私の態度に笑顔を示してくれる。
メールでも怒ってない、それより慌てて怪我をしたりしない様にと気遣ってもらったのに更に気遣われる。
それに気づいてしまって申し訳なくて仕方なかった。
朝ごはんをどうしようか話しながら地下街を歩くも
めぼしいところもなく、かといってコンビニも道路を挟んだりとちょっといく気がしない。
暁さんにトコトコついていくともうホテルの入り口だった。
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