I walk to your cause

暁さんに良い子だと褒められる。
会話の中で楽しみだなと聞かれた時に
「暁さんに楽しんでもらえるのが嬉しい」
と答えて褒めてもらえた。

暁さんに幸せでいて貰えたら私は幸せだなーと思う。
好きな人の笑顔や満足ってなんで私をこんなに幸せにするんだろう。
もちろん、それを感じて私が嬉しいというと暁さんがたくさんたくさん褒めてくれるからも幸せの理由だけど
隣に居る人が笑ってくれて居る方が私がとにかく安心出来るのだ。

相手の顔色を伺う癖がついたのはいつからだろう。
悪癖、だと気付いてたのにやめられなかった。
自分がしたいことをしたいと思って出来るのは1人だけの時で
誰かと一緒だと、誰かに合わせてた。
先回りして深読みして落ち込んでを繰り返すから
その時隣に居る人が極端に不機嫌だったりするとどうしていいかわからなくて
しなくても良いことまで先回りする。

暁さんの隣が安心なのは、怒らないで叱ってくれるからだ。
感情的に怒鳴りつけたりはしない。
何が悪かったかをキチンと説明してくれる。
そして、その時間が終わったら元通り。
私が必要以上に怯えたりしてたらキチンと解きほぐしてくれる。
その時直ぐに終わらなくても時間をかけて絡まった毛糸をほどくように優しくしてくれる。
そして必要以上にそういったことをしないでくれる。
基本的に私がお仕置き要因を持ってない限り、暁さんは大きな樹のように揺るがずにいてくれる。

悪癖が改まるまではまだ時間がかかるけど
それでも、暁さんに対しては変にご機嫌を伺うことがなくなった。



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