I walk to your cause

友人の相談を受けてふと考えたことなので
今日のエントリーは暁さんもSMも主従も何も関係ないけど
私、というイキモノの構成に必要な要素なので
そのまんま書いてみようかな、と思う。

私は性自認は女性のバイセクシュアルだ。
尊敬と性的魅力を感じたら男性にも女性にも興味を持つ。

近所の一つ上のお兄ちゃんも
幼稚園の可愛らしい先生も好きだったし
ゆったりペースで話すオタクなメガネくんも
フンワリとした話し方の癒し系女子も好きだった

そんな私の「バイセクシュアル」な部分を知る人はかなり限定されてる。
暁さんにはこの関係になる前に告げているし、家人も知ってるけど
両親も妹も一部を除いて親友レベルの友人も知らない。

私がバイセクシュアルと知らない友人に
「息子の行為がかなり変わってる」
と相談された。

幼稚園の男の子なのだけど
先生に「パン屋さんを一緒にやろうよ！」と口説くけど
同じ年の男の子にチューもする
結婚って好きな人とするのよという話をしたら男の子の名前が上がる
そして、最近はないけど女の子の服を買うと僕のスカートは？と聞く。
…ゲイセクシュアル？それともMTF?
どうしよう、誰にも相談できないけど灯里ちゃんならなにを言っても否定から入らないから…と。

おっぱい星人で確信犯的に私の胸をパフパフとしてくる彼の性嗜好は9割方女の子に向いてるんじゃないかなーと思う。
しかも、私にも「灯里ちゃんは彼女なの～！僕灯里ちゃんすきっ！」とかいう奴だ。
…お前、あざとく可愛くすればなんでも許されると思ってるなー！
とアッチョンブリケの刑に処すこと多数。
セクハラ精神的に女性にも興味があるのは確定。
なので女の子好きだし深刻に考えないでいいと思うと取り敢えず返しておいた。

私がバイセクシュアルだから感じるのかもしれないけど
「男なのに」「女の子なんだから」を無理に定めておく必要性はない気がする。
男の子がスカートはいてもいいし
女の子が詰襟きてもいいと思ってる。
女として生きてるけど、社会生活を営む上で男にならないとならない時も有るのだ。
無理矢理な型枠にセクシュアルをはめる必要はない、と思う。

でも、生きる上で「何側で生きるか」だけは定めておくと楽な気がする。
「男・女・それ以外」
かなり当事者には暴力的な分け方だけど、社会なんてそれくらいにしか認知してくれてないのが現状だ。
変えるため、に運動をして生きるのも有りではあるけどそれをしないクローズドの人もたくさんいる。
私はバイセクシュアルをかなりクローズドにしてるので、カミングアウトをせず生きる人の気持ちは共感出来る所も多い。
「社会」を生きるには「社会」がわかってくれるレッテルが必要なのだ。
その、わかりやすいレッテルをどのように使うかを決めて生きられるようにしたら本当に楽だと思う。

オープンリーセクシュアルに生きることができればそんなこと考えずに生きられるかもしれない。
一部の辞書や教科書からは恋愛や性の項目に「異性に対して」という文言を外すようになった。
日本でも小さな波は起きている。

でも、同性婚が許されてるカナダだって表立った差別は無くても「ゲイは気持ち悪い」と嫌悪する人はいるし
何気にあの国は保守なので楽園ではないと思う。
セクシュアルマイノリティーに優しい国でもそうなのだから日本でもそれは変わらない。

本人がどう生きるか、を定めるのはどんな環境で生きるにも必要なことだと心から思う。

型枠にセクシュアリティを嵌めずに理解、まではしなくても「緩やかな容認」が出来るようになれば
本当に楽になるのになーとは心から思う。

…内容が内容なので今日はランキングリンクはおやすみしますが
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