会えないのになんで暁さんがいいのだろう。
不倫相手なんか手軽に会えたほーがいいやんと某友人に言われる。
欲を解消しあうだけの関係ならば
肌を思った時に思うように合わせられる相手がいいじゃないかと。
でも、もう暁さんじゃなきゃ嫌だ。
跪くのも、嬲られるのも、暁さんがいい。
狂気に染まる視線が恋しい
悦を含んだ声が恋しい
愉しくなると嗤った時に私から見て右だけ少し高めに上がる口角が恋しい
突き放すように扱うのにきちんと迎え入れてくれる腕の中が恋しい
決して一人にしないと教えてくれた力強い抱擁が恋しい
もう理由なんてどうでもいいから
暁さんだけ欲しい。
そうなってしまったらもう他は代用にすらならないんだ。
桜が咲いてしまいました。
もうすぐ散ってしまいます。
でも、私は暁さんがいいから
恋しいけれど待ってます。
日差しが突き刺す季節の前に
どうかどうか会えますように。
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