私はまちがいなく、暁さん依存症だと思ってる。
心理学的に見れば
自己肯定感のない人間が承認されて生きていける場所を
自分の抑えつけていた欲求を共に開放する相手として選ばれて提供される
そういう関係性や相手に依存してしまうのは当然のこと、なんだと思う。
暁さんはまだご負担ではないと言ってくれているけれど
私の心はべったり寄りかかっている。
私は心と頭に「鳥の目」を持っていて
自分の状況を第三者的にずーっと俯瞰して見る癖がある。
だから、依存状態だなーとか甘やかされてるなーとか
スーッと引いた目線で自分を観察できてしまう。
この「鳥の目」のお陰で
今ここでセーブしなきゃいけない
もわかるのだけれど
これは「過自制」になる事も多い
だから、暁さん以外の人と関係を持った時に本当に俺のことが好き?と何度も聞かれたんだと思う。
一人でいる時などは「鳥の目」が働いているのだけれど
ここしばらく
暁さんの物理的接触範囲内に居ると自分の事を俯瞰できなくなってきた。
神経を全部暁さんを感じることに向けるようになったから、だと思う。
こんなに余裕がないのは初めてだ。
相手に全部自分を持っていかれてる。
惑溺されてる、のだ。
行為に、空気に、視線に。
こんなのは知らなかった。
その感覚を私に植え付ける相手に溺れない訳がない。
依存しない訳がない。
まだまだ深まる依存の海に
私はどこまで沈めるのか
逢瀬時以外の「鳥の目」の私は眺めている。
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