暁さんとの関係って
私の中ではこれの繰り返しだ。
暁さんにとっての仔犬、のような私は
鳴き方も歩き方もご飯にありつく方法も四苦八苦試行錯誤を繰り返してるらしい。
寂しい、と上手に鳴けず想いを募らせて大泣きしたり
真っ直ぐ歩けば辿り着けるようにしてくれてる道をグルグル悩んだり
甘い甘い愛情のこもった想いをたくさん置いてくれているのに上手く飲み込んでいいのかわからずにモゴモゴしてたり
いちいち手のかかる子、なのだ。
友人の事に天災にと重なってしまった時にもう右も左も上も下もわからない迷子状態に陥った。
SOSを求める場所を間違えない事だけはなんとか習得できてる私は暁さんにSOSと告げる。
そしてこの壊れ様に非常縄梯子を降ろしてくれてすくい上げて下さった。
楽しい事の考え方すら忘れてしまった私に
楽しいことを考えるのに頑張る時点で無理してるだろ?
じゃあ俺と一番始めに会った日の思い出を書いてごらん
日記を読み返さず記憶でなと楽しい事の考え方も教えてくださる始末だ。
ああ、ほんといちいち手のかかる…と冷静になると思う事ばかりだ。
けれど思い出の海は本当に穏やかで
迷子の私をきちんと癒してくれて暁さんの隣に心を帰してくれた。
こう言うのが楽しいことを考えるってことだぞ?嬉しくて恋しくてそれは切ないけど甘い心で
そんな想いに癒されている私を撫でるように言葉をくださる。
きっともっと上手に受け取れるようになれば
暁さんの心の温かさをずっと感じられるはずなのに。
やっぱり私はまだまだだ。
ランキングに参加しました。
よろしかったらクリックしてください。