居ても無駄ではないこと、は認識できた。
それでも、まだまだ心の中のせめぎ合い、は続く。
会いたいのに会うのが怖い
触れたいのに穢してしまいそうで怖い
抱きしめられたいのに許されない気がする
使って貰いたいのに私なんかじゃと卑下するああ、ヤマアラシだ
私は今ヤマアラシになっている。
近づきたくてもトゲトゲして汚くて可愛くない私は
暁さんを傷つけ汚して落胆させると
ジレンマに飲まれてる。
そんなの関係ないと暁さんはアッケラカンと告げる。
楽しみだな
使ってやるぞ
早く会いたいな
可愛いぞそう、告げてくれている。
怯えてるのは私だけ。
逢瀬の予告日が近づくと心がまだまだこわばるのだ。
でも、それでも
暁さんに会いたいから怖さを振り切り私は新幹線に乗ろう。
暁さんがなんとかしてひねり出してくれた時間なんだから。
嫌い、ではなくて自分の心の弱さなんだから。
日が近づくとフルフルと心が震える。
会いたい。
怖い。
その繰り返しだけど会いに行こう。
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