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床にぺたりと座る。
ベッドに掛ける暁さんの脚がある。
ご奉仕の日なので再度舐める。
猫の香箱座りのようになってる私を脚置きにする。
脚の重みが心地よい。
そのままわき腹辺りをゆっくり蹴り押して私をひっくり返す。
ゴロりと床に転がる。
暁さんの脚がわたしの手足を広げる。
『降伏した犬のよう』
と私を見下ろして顔を踏む。
視界の端に楽しそうな暁さんが見えて嬉しくなる。
そしておもむろに喉を踏む。
勿論、かなり加減はしてるけど一歩間違えたら恐ろしい事になる行為。
でも私からは『拒む』気持ちが湧かなかった。
喉を踏む暁さんが私を見下ろす視線が『大切なモノを見る』目だったからだ。
あんな目で見つめられながら暁さんなりの愛情表現を体いっぱいに受けて居るのなら
踏み外されて逝ってしまっても本望だ。
そう感じるようになった自分が怖い。
再度ベッドに招き入れられてぎゅぅっと抱かれた時に
『なんであんな目で見ながらひどい事するのですか?私…あんな目で愛でて頂いたら…勘違いしますよ?』
と聞いた。
今の私よりこの時の私は委ね切る事を恐れて居たし何より好きになる事が怖かった。
『大切だから自分の手で壊す時はこわすんだよ。伝わってないかな。』
…伝わってなかったら新幹線に乗って眠い目を擦って貴方に会いにいく訳ないじゃないですか
この日、私は暁さんを好きになる事を辞めないと決めた。
だって、もう無理だ。
私は暁さんの庇護のもと暁さんが私を使ってくれることが嬉しいじゃないか。
暁さんが大好きですっかり頭の先から爪先まで暁さんが使ってくれる事を喜んでるじゃないか。
悪天候もあって早めの解散になったけど
いってきます、と言う私に
いってらっしゃい、と返す暁さん。
ココは居場所。
帰る事を許されている場所。
必ず帰りますね心でそう誓った。