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頼りない心

居ても無駄ではないこと、は認識できた。
それでも、まだまだ心の中のせめぎ合い、は続く。

会いたいのに会うのが怖い
触れたいのに穢してしまいそうで怖い
抱きしめられたいのに許されない気がする
使って貰いたいのに私なんかじゃと卑下する


ああ、ヤマアラシだ
私は今ヤマアラシになっている。
近づきたくてもトゲトゲして汚くて可愛くない私は
暁さんを傷つけ汚して落胆させると
ジレンマに飲まれてる。

そんなの関係ないと暁さんはアッケラカンと告げる。

楽しみだな
使ってやるぞ
早く会いたいな
可愛いぞ


そう、告げてくれている。
怯えてるのは私だけ。

逢瀬の予告日が近づくと心がまだまだこわばるのだ。
でも、それでも
暁さんに会いたいから怖さを振り切り私は新幹線に乗ろう。
暁さんがなんとかしてひねり出してくれた時間なんだから。
嫌い、ではなくて自分の心の弱さなんだから。

日が近づくとフルフルと心が震える。
会いたい。
怖い。
その繰り返しだけど会いに行こう。



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やじろべえ

心が囚われる
自分の暗い部分に囚われてもがく。

私の心を引き込もうとする暗い部分がこちらに来いと片方の重りをズン、と増やして
暁さんの足元、という台座から落とそうとする。
暁さんはそれを防ぐよう優しく優しくバランスを取るように
反対側に平衡を保てるように想いを乗せる。

心のやじろべえが平衡を保った途端、罪悪感が途端に心を走り嘆く私を
それでもお前の居場所はここ、と定め宥め
体温の届かない私を言葉で温める。

いま、ずっとこれを繰り返してる。

心が平衡を保ち、罪悪感を感じるのは
暁さんを傷付けてないかと思うから。
私を慈しみ愛し心から湧き出る欲の対象にする相手と定めてくれた愛おしい人。
私はこの人を喪いたくないのに
私はこの人を傷つけてないのだろうかと。

そんな私に大丈夫、と告げ甘やかす暁さんは、本当に苦しくないのだろうかと。
大丈夫、の言葉を与えながら傷ついてないだろうかと。

不安衝動に駆られるとまた、この気持ちを思い出す前に迷子になり、暴れる。
繰り返す私の心はどんどん削れるだけなのにこの負のスパイラルから抜け出せない。

ああ、どうか会えたら謝らせてほしい。
真実、私が暁さんを傷つけてたらキチンと償わせてほしい。

それまで、台座から落ちないようにするから。




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迷子

暗いところに一人で落ちた
迷子になってしまった。

私はどうやらまだまだ未熟な仔犬らしい。
リードと首輪が繋がってるはずなのに
ここがどこだかわからない。

暁さん

ただ、ただ呼ぶ。

怖いの、暁さん

ただ、ただ呼ぶ。

救命用のビーコンのようなスマートフォン
そこにあるメッセージアプリケーションを開いて
SOSを打てば良い
なのに、怯む

私は貴方を呼んでいいの?
私は貴方に必要なイキモノなの?
私は貴方を呼ぶ資格はあるの?

暗闇で泣き噦る
こわい、と。
貴方の気持ちを確認するのが今、こんなに怖いと。

怯む気持ちをどうにか奮い立たせ
スマートフォンを握るといつもの暁さんで
仕方のない迷子を宥めて甘やかす。

迷子になっても迎えに行ってやるから
きちんと助けてと呼びなさい


そう、怖がりに言い聞かせる。

暁さんは変わらないはずなのに
沢山沢山気持ちを傾けてくれてるのに
なんでこんなに私の心は言う事を聞かないのだろう。
会えてないない事実に振り回され、温もりを感じられない寂しさに振り回される私は
なんて情けないのだろう。

心の弱さに振り回され迷子になる私なんか嫌い。
と、言う私に
仔犬なんだから仕方ないさ
と言う暁さん。
未だ未だ仔犬は卒業できない。
仔犬、というより迷子犬だ。





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悪夢

追いかけられている

そこは真っ暗い空間だった。
足を置いている、床なのか地面なのか、重力がとりあえずそちらを向いている方向にあるものの質感がわからないくらい真っ暗。

そんな空間をひたすら走る。

タッタッタッタッ

足音が聞こえる
後ろから、横から
今向いている方向からだけ聞こえない。

だから、そちらに私は走る。

ハッハッハッハッ

息を切らせて走る。

ドッドッドッドッ

早鐘を打つ心臓が痛む

助けて

誰に助けて欲しいの?

逃げて

誰に逃げて欲しいの?

許して

誰に許して欲しいの?

兎に角走る私が、譫言のように言う言葉に「誰か」が問う
その、「誰か」は私を追う存在なのか
それとも、私をすくい上げる存在なのか
わからかい。

何から逃れるか分からないのに
ただひたすら走る。逃げる。

それを繰り返し目を覚ます。



目を覚まし、スマートフォンのメッセージアプリケーションを開くと安堵する。
おはよう
そう、入っている暁さんのメッセージ。
すがることを許してくれる人がいる。
怖い夢、見たんです
そう、甘える事を許してくれる人がいる。

早く、暖かな背中に縋りたい。



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ブラックホール

多分今飲み込まれそうなのはそれのようなもの。

きっと、飲まれるのは易い。
全てを諦めて、身を委ねて仕舞えばいいんだ。

でもね、私にはそれはできない。
暗い心に飲まれそうになったら警鐘がなる。

私は私のものじゃない

やっと片付いた二つの山を越えたら
思いの外疲れた心と体があったのだ。
確かに、冷静に考えると年の瀬から病院の個室に週に4日泊まり
休みの日は通院に友人宅の手伝いに自宅のこと
うん、オーバーワークでそりゃ病むわ。
今必要なのは休息で
とりあえず甘やかしているところだ。

ただ、一度ポッキリ折れた「自律」した自分には手当が必要で
警鐘が鳴らない状態にまで落ちないように
ブラックホールにのまれないように
救命筏の上で足掻いている。

警鐘が鳴ったらすぐに暁さんにメッセージを送るようにしてる
沢山の心配をかけてるのは悪いと心から思ってるけれど
そうしないと暁さんのところに帰れないところまで飲み込まれてしまいそうだから。

私は私のものであることを辞めている。
私は、暁さんのものだ。
持ち主のところに帰れる路をなんとかつないで待つ。




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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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I walk to your cause
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