心が囚われる
自分の暗い部分に囚われてもがく。
私の心を引き込もうとする暗い部分がこちらに来いと片方の重りをズン、と増やして
暁さんの足元、という台座から落とそうとする。
暁さんはそれを防ぐよう優しく優しくバランスを取るように
反対側に平衡を保てるように想いを乗せる。
心のやじろべえが平衡を保った途端、罪悪感が途端に心を走り嘆く私を
それでもお前の居場所はここ、と定め宥め
体温の届かない私を言葉で温める。
いま、ずっとこれを繰り返してる。
心が平衡を保ち、罪悪感を感じるのは
暁さんを傷付けてないかと思うから。
私を慈しみ愛し心から湧き出る欲の対象にする相手と定めてくれた愛おしい人。
私はこの人を喪いたくないのに
私はこの人を傷つけてないのだろうかと。
そんな私に大丈夫、と告げ甘やかす暁さんは、本当に苦しくないのだろうかと。
大丈夫、の言葉を与えながら傷ついてないだろうかと。
不安衝動に駆られるとまた、この気持ちを思い出す前に迷子になり、暴れる。
繰り返す私の心はどんどん削れるだけなのにこの負のスパイラルから抜け出せない。
ああ、どうか会えたら謝らせてほしい。
真実、私が暁さんを傷つけてたらキチンと償わせてほしい。
それまで、台座から落ちないようにするから。
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