I walk to your cause

新幹線まで余裕がある中で少しだけ早めにホテルを出る。
百貨店の中にある大型雑貨店のコーナーをくるくる回る。
私もこういうプラプラするのが好きだから嬉しい。
この店ってこんなの有るんだ系がとても多いから。
ダイオウグソクムシのぬいぐるみや透明標本を見たり暁さんのスマホケースを見たりして時間を過ごす。

そして、地下階の銘菓コーナーでご家族のお土産を選ばれる。
いいな～子供の頃父親のお土産って嬉しかったなぁと思っていると
ポンと私に一つ包み。
「帰りのおやつ」
わ～いホワイトデーだぁ！
とホクホク。

そして帰り。
私は格安プランを使うため各駅の新幹線を使うのだけど
暁さん途中駅なんだよね…
でも、新幹線は使わなくてもいい距離だよねぇと思って改札でバイバイかなぁと思っていたら新幹線を使われるとのこと。
なんてびっくり！
帰りの新幹線で一緒に座って
やってるパズルゲームが私も今苦戦している同じゲームでその話をしながらきゃぁきゃぁと喜ぶ私。
新幹線でちょっとの距離なんかあっという間なのだけど一緒の乗り物で隣の席ってちょっと嬉しい。

ホームまで降りようと思うと
間に合わないといけないからと制される。
手を握ってまたなと言って
手を振って降りる暁さんを見送った。

今回はとてもとても私を気遣ってもらってしまった。
きっとお会いする前に酷く不安定だったからだろう。
沢山、沢山抱きしめてもらった。
言葉も頂いた。
足元にいて良いんだ。
側にいていい。
その価値があるんだから卑下をしないこと。
自己肯定がとても下手で
まだ上手には出来ないだろうけど
これは忘れないようにしようと思う。

暁さん、お呼び出し頂いて遊んでくださってありがとうございました。



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