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閉じずに居る事

暁さんへの想いを閉じずに
息を吸うように感じて
息を吐くように伝える

好きな人が居て、相手に恋をしていたら当たり前の事なのかもしれない。
でも、その当たり前を閉じずに開いたまま見せて渡して受け取ってもらえることは私の今最大の喜びだ。

伝える事すら臆病で縮こまり、想うだけで表す手段を無くして
心の中で好意から執着に変わるモンスターを育てしまって泣いていた事がある。

本当は、世間様ではこれを当たり前に受け取ってくれると言われる相手…親だ。
お父さん大好きと言うと母が悲しみ
お母さん大好きと言うと父が複雑な顔をする
どちらかを好きというとどちらかを悲しませるという環境に心を閉じた。
二人が好きだと伝えても、どっちが好き?と聞く。
身が割かれる思いになり口を噤んだ。
そのうち双方から
『そんなに言わないで恥ずかしい』
と言われて更に伝えなくなった。

その後、成長し恋をする年頃になって恋人を作っても相手を好きになるとブレーキをかける癖がついた。
好きを受け取ってくれる許容量が過ぎてないか?
私が好きと伝えて喜んでくれるのか?
ブレーキを掛ける事を物足りないと手を振り払われる事も
ブレーキを掛け続ける私を喜び理性的で大人しい子と喜ぶけど、それに疲れて私から逃げ出すこともあった。

暁さんはブレーキを掛ける私を諌めた。
我慢するな、無理をするな、見せていいよ、受け取るよと。
固く閉じた扉を恐る恐る開いて見せた想いを『俺もだ』と抱き締めてくれたのは暁さんだけだった。

ギイギイと錆び付いて開くのが困難になってた扉に
変わらない、受け止める、ありのままの灯里がいい、と伝え続けて
油を差し錆を取り除き開くようにしてくれたのだ。

私だけのご主人様で居て
という独占欲もはじめて見せた。
他の人にその欲を帯びた目を見せないで
という嫉妬も出したのは暁さんだけ。
晒した心をきちんと理解して把握して、俺のモノで居てくれて嬉しいと受け取り喜んだのは暁さんが初めてだった。

想いを伝えることから私は心を作ることをやり直してる。
土台が無い所に我慢だけを置いて歪になったモノを一度取り払って基礎からやり直してるのだ。

私を組み直して、やり直す。
そう、きっと私は初恋からやり直してるのだろう。
大好き、と毎日伝える私を呆れずに包んでくれる暁さん。
怖れず、想い、伝えることは心を軽やかにしてくれる。
鉛を飲む日々からはサヨナラだ。
暁さんへの想いを放ち
暁さんからの想いを受け取れる日々が幸せだ。



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プロフィール

灯里

Author:灯里
M奴隷二年目
愛奴と呼んでいただけるようになった灯里と飼い主である暁さんとの関係
ここは灯里から暁さんへの報告書であり二人の間の色々を残す場所です。
やっと卵から孵ったくらいの私がどんな姿になるのか
暁さんの「願望」と私の「願い」が重なるときにどんな化学反応が起こるのか。
日々と逢瀬と想いを綴っていこうと思います。

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