「お仕置き、お願いします」
そう、三つ指をつく私に立ち上がるように促す。
スカートをまくるように指示される。
おずおず、とスカートを捲り上げる。
腿のあたりまで上げて様子を伺うとまだ、という目で先を促される。
ストッキングは邪魔だなと脱ぐよう指示されたので脱ぐ。
ショーツが露わになるのが恥ずかしい。
浅履きタイプなのでお尻が見えてしまうことを指摘される。
こっち、と呼ばれて膝の上に。
オーバーザニーというそうだ。
(グーグル先生ってこういうことも教えてくれるのね)
膝の上でうつぶせになり、膝を床に着くような
そんな格好だ。
そこからお尻を打たれる。
いつもの、痛みから快感を引き出すような力加減ではなくて
痛みを叩きつけるようないつもの強さとはまったく違う
パンという乾いた音ではなくて
バシっという打撃音だ。
上半身を抑えられていて身動きができない。体をよじることも叶わず暁さんに差し出すしかない。
ギャッと叫ぶ私をかまわず連打する。
あまりの痛みに痣が残るのではと思うほどだ。
そして髪を掴み私のあごを引き上げてソファーのそばにあるガラスを見るように言われる。
あ、顔が映っている
その顔は口が半開きになって目が溶けていて
ああ、こんなはしたない顔をしてると自覚すると恥ずかしい。
シャツの上から乳首を捻りつぶされ
さらに悲鳴を上げる。
そんな私の、股間が濡れていないかを確認される。
濡れていることを窘められる。
指で弄られると音がするほど濡らしている。
クリを指で嬲られたり中に指を入れられたり
そして乳首を捻りつぶされて
お尻をたたかれて
感覚が混濁してくるなか飛びそうになるのをこらえる。
髪を振り乱してヘアゴムで結わえた髪が緩む。
お仕置き中なのに、イクのはだめだ。
熱を持つ体を抑える。
喉の奥からくっと笑うような声が聞こえた。
ああ、愉しんでもらえてる。
私はそのために居るんだ、と認識して嬉しくなった。
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