I walk to your cause

私は自他ともに認める文系だ。
理系的思想が苦手でもあるし
空間把握などもからきしダメ。

何と無くいろんなブログを読むと
理系的思想が強い人のSMブログと
文系的思想が強い人のSMブログとでは
なんとなーく書きたい内容のゴールが違うなぁと思う

事象を解説・究明したい理系的ブログと
事象を「あったこと」として綴り想いを載せる文系的ブログ

ご主人様が緊縛をする

の一事象でしかない行為も

後手縛りを施される。
キシキシと縄が鳴く中で淡々と
でも、ご主人様は楽し気に施す手を進める。

と、書くか

手首を背中に回すよう命じられる。
後手縛り、をご主人様が施してくださる。
抵抗の手段を奪われどうしようもなくなる私を見下ろすご主人様の視線を感じてしまう。

と書くかで捉え方も事象に対する感情も変わる。
あと、文系的思想が強い人は俯瞰で書くのが苦手だとおもう。
私も、だけど。

でも、表現の幅は広げておきたいと心から思うのだ。
暁さんと私の関係を綴って残せるのはこの場所だけだ。
灯里という名前の女は「リアル」ではなくて「オンライン」の中の存在だ。
暁さんという男も
別の名前でお互いの生を生きて逢瀬を重ねている。
よほど私を見知った人以外は灯里と私が同一人物だとは気付かないだろう。
暁さんに関してもきっとそうだ。

でも、私と主様の関係は名前以外は真実だ。
真実、逢瀬し、まぐわい、お互いの性的衝動を満たし、愛してる。
社会に承認されなくていいから
残したいなと感じて
私は綴り続けているんだと思う。

綴り続けて行く為にも
沢山のブログと文章を読む
どうすれば私たちを残せるのか
模索する為に。



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