膝で甘えた後は、前日テーマパークで家族サービスをしてお疲れの暁さんにマッサージをする。
握力の低下が著しく
※最近、スマホの片手持ちもできなくなった。
満足な力で揉めないことを謝りながらもリンパを流していくようにマッサージする。
足がしんどい、とのことで臀部から足にかけて浮腫み抜きと血流が良くなるマッサージだ。
マッサージをしながら日常会話。
あまり、暁さんのプライベート、には触れないけど昨日のテーマパークは私も好きなテーマパークでもあるのでお話を聞く。
人気のショーのお話とかは本当に行きたくなる。
マッサージを終えてまた、二人まどろむ。
前夜ほとんど眠れてない私と、前日家族サービスの暁さんはとにかく眠たい。
好きな男、の体温の中で安堵しながら眠る。こんな質の高い睡眠を逃したら私の精神力は削れるばかりだ。
入院、家の事、友達の事、フラッシュバックしてしまった心の傷。
ゴリゴリガリガリと削れてた心に傷薬を塗るように、優しく優しく撫でて下さる手。
痛いとも辛いとも暁さんにしか言えない弱虫を、なだめるように抱いてくれる腕。
全てが全部、綺麗に治ることはないのかもしれない。
でも、ここにいる時だけは安心して目を閉じることができる。
怖い夢を見るのが嫌で眠れない私がそれを感じずに眠れる場所だから。
そんな甘えたを抱き寄せてくれる暁さんに感謝しかない。
ふと、起きてご奉仕。
ちょっとぼーっとしてるから舐めてていいぞと、許可をもらう。
少し硬くなったり、フニャリとしたり
そんな、オチンポ様が愛おしくなる。
好きにさせてくれる暁さんは、小さい子供のいたずらを見守る目で私を見てる。
ほんと、可愛らしいと言わんばかりの目だ。
暁さんの目に欲ではなくて庇護が映るこの時間もとてもとてもうれしい。
ゆるゆるとした刺激に飽きたのか、手を使うことも許可される。
含みながらしごくと達してもらえた。
うとうと、しながら謝る。
ご迷惑をかけたのは事実だ。きちんと謝らないと。
それに対して
チョロチョロしてるのを見てるだけと答えてくれる
これが面倒なんて思うほど小さい器ではないつもりだよと教えてくれる。
性的な関係だけ、じゃなく心をつなぐ主従を求める暁さんは
自在落下する私の心すら俺のものとして飲み込むのかと、嬉しくなる。
そこ、をも求められて私の被支配欲がざわりと刺激される。
暁さんの「俺の物」は深く大きい。
もしかしたら、私が思うよりもずっとずっと暁さんは独占欲が強くてらっしゃるのかもしれない。
でも、それに飲み込まれてしまうことをきっと幸せに感じるようにしてくれるのが暁さんだ。
私の「被支配欲」と暁さんの「支配欲」
どちらが大きくても二人で満たしあえたらいいなと思う。
少し早く帰りの時間になってしまった。
社用電話がこまめに鳴ってしまい、休みを取ったはずの暁さんは社に戻るらしい。
まあ、仕方ないのは百も承知。口では少しの不満を告げつつもそれだけで笑って許せる程度、なのだ。
帰りの車中はワイドショーの流れる車内でケタケタと笑う私が戻っていた。
行ってこいの言葉は暖かい。
頷き、車を降りる私を見る目は暖かくて
早く早く、また呼んで欲しいと心から思った。
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