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『暁さんの私への好きは飼っているモノへの感情ですよね?』
そう、聞いた時に私はこう思った。
好きが同じ温度を帯びていなくてもいい。
飼う奴隷が可愛いでも可愛がっていただけるなら私はいい。
少し諦念の気持ちもあった。
甘んじて受け入れること、も心のどこかで決めていた。
少し時間を置いて暁さんから返ってきた言葉は
『好きだよ
飼っているものだけの感情ならそんなに好きと言う言葉は使わないよ』
という、想像を超えた言葉だった。
私は『女』としても好いてもらえてるの?
暁さんはリップサービスをする人じゃないのは長くはない関係でもわかってる。
私に正直を求める暁さんは私へ対しても正直だ。
手が震えた。
そして、主従と恋愛の差についての話になった。
問われた私は
『恋愛は思って欲しいが強いけど
従う事は思わせていただける喜びを感じることだと思います』
と、お答えする。
そして、思って欲しいか、思わせて欲しいか、両方かを問われて
『思って頂けたら嬉しいです。
でも、お慕いしていける事はとても嬉しい。
尽くせる事も暁さんに使ってもらえる事も幸せ。
だから両方、だけど従う事の中で
暁さんが私をそう、思えた時に思いを下されば嬉しいです。』
そう、答えたら今はもう既にそうなっているだろう?と。
そうか、そうなれていたんだ…と安堵をしたのだった。