後始末を終えて部屋に戻ると、ベッドに暁さんが居る。
上がっていいのか、と逡巡する私を笑い呼んでくれる。
ベッドに上がるとまずはぎゅうと抱いてくれる。
おずおず、と腕を回すとそうだと言わんばかりに撫でてくれる。
暁さんの体温と匂い、が幸せを運んでくれる。
離れようとか逃げようとかは思わなかった。
でも、怖がり怯えてる私は逃げ出しそうに見えたのかもしれない。
丁寧に丁寧に抱きしめて撫でてくれるこの腕は、どう足掻いても私を惹きつける魅力的な場所だ。
逃げません、と伝わるだろうか
しがみつく私の心をどう伝えたらいいかわからなかった。
ちんぽに触らず、勃たせろ。と命じられどうしようとなるわたしに乳首から舐めるように教えてくれる。
ちゅう、と吸い付くと髪を撫でてくれる。
撫でる手が嬉しくなるわたしは、乳首から耳、首、鎖骨、脇、顎とペロペロなめる。
そして、暁さんの指も私を責め立てる。
もうグダグダに濡らしたおまんこはぐずぐずで、少しクリを触るだけで身体は跳ねる。
でも、イく事は許されずもう一歩、あとひと撫でのところを揺蕩う。
もっとほしい。もっと、気持ちよくなりたい。
でも、終わりたくない。この海に漂って感覚をドロドロにしてしまいたい。
ただ本能だけ優先させて溶けて堕ちてしまいたい。暁さんの肩口に顔を埋め痙攣するだけの「淫な獣」になるわたしを責める声は愉快そうで
声を上げ、喘ぎ叫ぶ私の身体が跳ねるのを、愉快そうに弄るその手にわたしはわたしを任せるしかなく
赦された時には何度も何度も快楽の谷底へ突き落とされた。
体にまだ熱が残る、そんな状態のわたしを四つ這いにさせる。
まだ使ってやらんとなそう告げる暁さんの手にはローションが握られてる。
一本、二本と指がアナルに沈む。
ウグゥ、と鳴く私を見て三本目。
痛みを逃がすようにぐぁっと鳴く。
私の指で三本までは自分でセルフ拡張をしていたのだが、いくら平均女性並より大きな手でも、男性の指の太さにはかなわない。
何時もより押し拡げられるその感覚に息を吐き、硬さを逃すしか耐える術はない。
違和と痛みだけじゃない感覚がまだ遠い。
早く捕まえてしまいたいのにその感覚には指が届かない。
知ってる感覚に届かない焦燥感もある。
久々だからちんぽにもローション塗ってやろうなと、いつもより潤滑剤を使ってくれると告げられたあとにグッと腰を進められる。
ぐがっ、と声を上げる私にまだまだ、と腰は奥に進む。
何度か出たり入ったりを繰り返されると、ぐりっと突かれるそこに気持ちよさを覚える。
引き抜かれる感覚に甘い感覚が走る。
捕まえたその感覚に集中する。
お腹の奥が熱くてゾワリと何か湧き上がる感覚
引き抜かれる時のゾクりとする感じ
この二つを感じてコレを捕まえると途端にくたりとなる。
上げる声の質が変わるのを暁さんは見逃さない。
ぐっあぁ、と鳴く私を愉快そうに玩弄する。
顔を枕に埋めて、後背位で犯されるそこの感覚に性的な甘い気持ちよさと「悪い事してる」背徳感がぞわりぞわりと満たされていく。
粘膜が元々薄い私はそこの出血も早い。
出血を見た段階で、暁さんはそこから引き上げてくれる。
手加減できないかもという予告はあったから傷を負う覚悟はしてたけれど
深傷にならないようにしてくれるあたりは安心して委ねられるなといつも思う。
熱り立ったオチンポ様からゴムを外され、口に含むよう指示をもらう。
じゃぶじゃぶ、レロレロと舐める私に
飲みたいかと、問いかけてくる暁さんに、勿論と返す私。
手淫口淫を施す私を見て、精を放ってくれる。
久々のそれは美味しいと素直に思えてコクリと嚥下する。
そんな私を見て、抱き寄せて口付ける。
軽く触れるキスのあとに少し深いキス
可愛がられてるなと安堵をくれる口付けに思わず笑顔を返した。
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